2次元の図面から3次元のモデルへ。建設業界で今、革命的な変化を巻き起こしているのが「BIM(Building Information Modeling)」です。設計から施工、維持管理に至るまで、建築の全プロセスをデジタルデータで繋ぎ、生産性を劇的に向上させるこの技術。そのBIM活用の最前線を、スーパーゼネコン鹿島建設の100%子会社として牽引しているのが、株式会社グローバルBIMです。今回は、建設DX(デジタルトランスフォーメーション)の中核を担うこの先進的企業の決算を読み解きます。1.7億円近い純利益を上げながらも、その道のりは決して平坦ではないようです。未来の建設業界を創造するプロフェッシ…