The Contact Sheet / Steve Crist (編集) / Ammo Books / 2009年 / 263X213mm / 192p / 英語, スペイン語, ドイツ語, フランス語 / hardcover は「本まるさんかくしかく」で販売中です。 hon034.stores.jp 素晴らしい写真の背後には、必ず物語がある。写真家本人以外は知らない写真が存在するのです。順番にソール・ライター、アーノルド・ニューマン、エド・ルシェのコンタクトシート。
展覧会のタイトルは”Beauty in the Overlooked Ordinary”。 基本、即売会で、入り口脇の受付にはプライスシート。 そして、売約済みの白丸シールも何点かに貼られている。中には複数枚が貼付されている作品もあり。 ファッションカメラマン時代の作品も数点はあるものの、ほとんどは、タイトルにある通り(おそらくニューヨークと思われる)都会の日常風景を切り取ったもの。 生活者の一端を、覗き見をするようにフレームに収める。 人物が主体に見えても、ブレたりボケたりそれ以外の余白が多かったり、関係の無さそうな文物が大部分を占めたりと、主人公が何であるかすら判然としない写真も多い。 画…
この三連休に、ソール・ライターというアーティストの写真を見てきたわ。スペースがとても小さいが無料。結構楽しかったわ。もうメインビジュアルからして面白いもんね。すんごいスペース余してるし画面の端で人が外向いてるのよ。いわゆるお手本に背いてるけど下手くそじゃない写真になっている。 メインビジュアル(公式サイトより引用) 他の写真も、なんかうまく撮れていないようで実はちょっと狙って撮っているみたいな写真が多かった。画面の9割を占めるピンボケの車のはるか向こうの小さな人物を撮っている写真などが面白かった。写真の多くは画面全体に対してなにかしら大きい遮蔽物があるのが面白くて気に入った。 画面右の写真が特…
第1回投稿は自転車の日記だったので、第2回は写真の話となります。 筆者はごく平凡な写真アカウントで、特に晴れた日はカメラ片手に出掛けてはTwitter(新X)に投稿したりするだけのど素人ですが、そんなど素人でも楽しく写真趣味を続けています。 なお筆者のTwitter(新X)での発言の責任は大塚さんに帰属していますのでご了承ください。 写真を撮ることの何が楽しいのかという話ですが、結局のところ上手いこと自分の心に響いたモノを切り取るのが楽しいんですよね。コレクション要素といいますか。 それも日常の何気ない風景や一瞬を切り取るのがとても面白くて、街中でカメラを持っているだけでいくらでも暇を潰せます…
洗濯物を干してでかけたのに、職場の最寄り駅についたら雨がざあざあと降っていた。しまった、と思ったけれど仕方ない、家に帰れるわけでもないのでそのまま仕事をした。 コロナ禍を経て出社は週1日となったが、出社したときにしかできない仕事をまとめて片付けることになるので意外といそがしい。大変だけれど、少し郊外に引っ越した関係で、電車に乗る時間も長くなり、都心部に出かける頻度も減っているので、出社が以前よりもずっとイベントっぽくなってきた。経由する駅が変わり、目に入ってくるものも変わり、行動も少し変わったように感じる。 職場から帰る道すがら、「ソール・ライターの原点」に立ち寄った。写真展なんて本当に久しぶ…
先月末「高知への旅」として写真展を観にでかけたが、今度は東京へ写真展を観に行ってきた。 是非観たいと思っていた写真展は上に貼った『ソール・ライターの原点 ニューヨークの色』です。 お盆休みは込み合う可能性が高いので少しずらして平日に休みを取って、17(木)~18(金)で行く計画をしていた。 直前の15日(火)に台風7号がやってきたが、幸いにして2日後なので大丈夫だろうと思っていたところ、前日の16日(水)も不安定な天候で東海道新幹線が運休や大幅遅延になっていた。始発までに回復できているのか少々心配だったので、早めに起きてWebを確認したら・・・回復できていない。それも5分とか10分の話ではなく…
引用元:amazon.co.jp 渋谷ヒカリエで開催中の「ソール・ライターの原点」に行ってきた 彼の写真からは、モデルや有名人ではない普通の人たち、ホテルのドアマンや、雪の中を歩いている男性や、信号待ちをしている母娘など、街に暮らす人たちの「暮らしぶり」が浮かび上がってくる 特別な日を楽しく過ごしているのか、待ち人が現れずに少しイライラしているのか、などと勝手に想像しながら写真を眺めていると、ポール・オースターの小説を読んだ様な、或いはヴィム・ヴェンダースの映画を観たような感覚にもなる 1984年のアメリカ映画 1935年のテキサス州の田舎町で、シングルマザーが逞しく生きていくストーリー ニュ…
ソール•ライターへ 珈琲どら焼き 1940〜50年代にニューヨークで活躍した写真家ソール・ライターの写真展 『ソール・ライターの原点 ニューヨークの色 ‐東京‐』に合わせて販売されたどら焼き。 1,080円(税込) ソール•ライターへ 珈琲どら焼き のスペック 重量:52g 最大高さ:2.9cm 横幅:6.8cm ソール•ライターへ 珈琲どら焼き 実食 生地はコーヒーを練り込んだしっとりタイプ。コーヒーの苦味は少なく、砂糖とフレッシュが入ったコーヒーのような味わい。香りもさほどなく嚥下後に仄かに立ち上ってくる。甘さは適度。 餡は粒感残した小豆餡。程よく汁気が残っている。豆味と小豆の香りも感じら…
www.bunkamura.co.jp ソール・ライターの展示会を観てきました。3年前にも観に行った。その時のメモは【ソール・ライター写真展を渋谷Bunkamuraに観にいった - 記憶と記録 (hatenablog.com)】。 今回のは展示会は、前回とは全く異なる印象を受けた。展示内容が変わったのもあるが僕の視点も変化したのだろう。 今回の展示の構成は次の通り 未公開スナップ写真を多数展示:すべてモノクロ写真 ニューヨークで交流した後の巨匠アーティストたちのポートレート 1950~60年代の『ハーパーズ・バザー』でのファッション写真:彼が金を稼ぐためにファッション誌カメラマンとして撮ってい…
ごきげんよう、式部です。先日渋谷ヒカリエホールにて「ソール・ライターの原点 ニューヨークの色」を鑑賞したので、今回はその感想です。 www.bunkamura.co.jp ソール・ライターとは アメリカの写真家・画家。1940年代、1950年代の初期作品は後に"ニューヨーク派"として、認知されるようになる。35mmライカを用いたモノクロ写真や雑誌「BAZAR」をはじめとするファッション写真、水彩を用いた絵画作品を多く残している。 今回の展示について 今回はソール・ライター生誕100周年記念の展示の1つとして開催された。 展示物は ・50〜60年代のモノクロストリート写真 ・交流のあったアーティ…