ゾロアスター教

(社会)
ぞろあすたーきょう

古代イラン北東部で活動した預言者、ザラスシュトラゾロアスター)を祖とする宗教。
アケメネス朝の保護を受け、ササン朝に至って国教となった。
ザラスシュトラは、それまでのイランの多神教(インドのヴェーダの宗教とほぼ同様の犠牲と祭式中心の伝来の信仰)を二元論的で倫理的な色彩の強い宗教へと改革した。火を神聖視したため、「拝火教」とも呼ばれた。
善の創造神(アフラ・マズダー、後に「オフルマズド」)を崇め、破壊神アンラ・マンユ(=アーリマン、アフリマン)を忌み嫌った。仏教ユダヤ教などの多神教の改革者として出現する宗教の下地にもなった。最後の審判天使の観念はゾロアスター教に由来すると言われる。
聖典はアヴェスター。
インドにはイラン・イラクから移住した人たちを祖とするゾロアスター教徒が存在し、パーシーと呼ばれている。

フリードリヒ・ニーチェリヒャルト・シュトラウスの『ツァラトゥストラはかく語りき』でのツァラトゥストラは、上記のザラスシュトラのことを指す。

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