フランス東部のナンシーNancyにゴムタイヤ式トラム(TVR:Transport sur Voie Réservée)がありました。軌道は鉄レールが1本。車両にはバス同様のゴムタイヤに加えて、中央に鉄車輪が装備されています。駆動および荷重はゴムタイヤが担い、中央の車輪とレールは案内用でした。動力は電気で架線集電です。なお、郊外部では案内用の鉄レールは設置されず、通常のトロリーバス同様、運転士のハンドル操作で走行します。このため、レールを帰線として使用できないことから、全区間で架線は2本張られていました。トラムの安定性とトロリーバスの柔軟性の双方の長所を狙い、さらに軌道区間のコスト削減も意図した…