EV(電気自動車)の普及、スマートフォンの進化、そして社会を支えるインフラ。これらの現代社会に不可欠な製品には、ニッケルや銅といった希少な金属資源が大量に使われています。しかし、資源のほとんどを輸入に頼る日本にとって、その安定確保は国家レベルの重要課題です。この課題を解決する鍵こそが、国内で発生するスクラップから貴重な金属を回収し、再び資源へと蘇らせる「リサイクル」であり、「都市鉱山」開発です。 今回は、環境モデル都市・北九州市を拠点に、創業90年以上の歴史を誇る金属リサイクルの専門家集団、日興金属株式会社の決算を読み解きます。時代の先を見据え、SDGsという言葉が生まれる遥か昔から循環型社会…