自動車を彩る塗料、スマートフォンの部品を構成する機能性樹脂、そしてリチウムイオン電池の性能を左右する特殊な材料。私たちの身の回りにある、ありとあらゆる「モノ」は、多種多様な化学品の組み合わせによって生み出されています。その化学品を、世界中のメーカーから探し出し、日本のものづくり企業へと繋ぐ「化学品の専門商社」が、この国の産業を根底から支えています。 今回は、1947年の創業以来、75年以上にわたり、化学品専門商社として日本の産業界と共に歩んできた、東洋ケミカルズ株式会社の決算を分析します。官報に示されたのは、8,500万円の当期純利益と、健全な財務内容。目まぐるしく変化する時代のニーズに応え、…