フジは日本固有種であり、フジ(別名、ノダフジ、主として東日本に分布)とヤマフジ(西日本に分布)に分けれられている。桐生川沿いに自生しているものは前者である。 花房の長さは外部分が30センチ程度であった。しかし、長さが50センチ以上の花房が谷間を吹き抜ける風で揺れている例もあった。 風が止むときを待って。 花房をマクロレンズ(100 mm)で接写してみた、谷間に墜落しない距離の位置からにて。彩りについて感想を聞かれるならば、印象派の画人になりたかったと答えたい。 フジはマメ科の花木とのこと。確かに花の形はマメ科のそれを想わせる。一つ一つの花とそれらの集合(花房)での形、彩り、質感には、優しい美し…