自宅に引き伸ばし機と暗室を備えているのに、中々プリントの時間が作れず写真をプリントするのが年数回の神事のようになってしまっている。 あまり暑くなってしまうと狭い暗室の温度管理ができなくなってしまうので、迫り来る花粉と闘いながらプリント活動を再開した。一度初めてしまえばスイスイ進んでいくので、この調子でどうにか最後までやり切りたい。 最大の敵は面倒臭がりと、飲み始めたらそのまま沈没しちゃうことだ。負けないぞ。 最近プリントしたものの中からめぼしいものをいくつか。 「予兆、そして痕跡」というタイトルで一連のプリントを作成している。 手に取れる質量のあるプリントはとても良い。このプリントたちは11x…