小さな子どもって、大人のまねをしたがりますよね。例えば、ごはんの準備のとき。まだおぼつかない足取りで、一生懸命お椀を運んでくれたりします。 見ているこちらはヒヤヒヤするけど、そんな姿に思わず顔がほころびます。 あるいは、お父さんに「新聞とってきてくれる?」と頼むと、小さな手で一生懸命に新聞を持ってきて、「はいっ!」と元気よく渡してくれる。 そんな時、つい「えらいね」「すごいじゃん!よくできたね!」とほめてしまいますよね。 でも、そこで少しだけ言葉を変えてみると、もっと子どもの心に届くかもしれません。「新聞を取ってきてくれてありがとう」「お椀を運んでくれて助かったよ。ありがとうね」 ──そんなふ…