白子町から渋谷に移動し、映画「モンパルナスの灯」を見てきました。亡くなった後に、作品が世界的に非常に高く評価された画家モディリアーニを、ジェラール・フィリップが演じた伝記的映画です。映画の冒頭、「この作品は事実に基づくが、史実ではない」と字幕が流れます。あくまで脚色された物語として見て欲しいということなのでしょう。とても謙虚ですね。物語は、モディリアーニが35歳の若さで亡くなった1920年の前年、1919年に遡ります。彼は作品に対する評価が得られず、自暴自棄になり酒に溺れる生活を送っています。そんな中、彼は若く美しい中流階級の娘ジャンヌと出会い、ジャンヌの両親の妨害を受けつつも結婚に至ります。…