Robert Anson Heinlein 1907年-1988年 アメリカのSF作家,「ミスターSF」ともいわれているくらい有名な人。SFといえばペーパーバックであった時代に、その作品が一般紙『サタデー・イブニング・ポスト』に掲載された事により、同時代の作家の賞賛と羨望を浴び、またSFという文学形式を広く世間に知らしめる事に貢献した。代表作多数。1988年5月、肺気腫で死亡。享年80。 アイザック・アシモフ、アーサー・C・クラークと並ぶ、ビッグスリーの一人。
The Heinlein Society – Dedicated to Paying It Forward
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読書日記 2024年4月3-9日 ・スティーヴン・キング(深町眞理子訳)『シャイニング』上下 ・SFマガジン 2022年12月号 『カート・ヴォネガット生誕100周年記念特集』 ・セバスチャン・フィツェック(酒寄進一訳)『乗客ナンバー23の消失』 ・花川戸菖蒲『愚直スタイリッシュ』 ・SFマガジン 2022年4月号 『BLとSF』 ・ロバート・A・ハインライン(福島正実訳)『夏への扉』 ・SFマガジン 2024年4月号 『BLとSF2』 ・カズオ・イシグロ(土屋政雄訳)『日の名残り』 以下コメント・ネタバレあり
読書日記 2024年1月31日-2月6日 ・米澤穂信『真実の10メートル手前』 ・米澤穂信『王とサーカス』 ・米澤穂信『インシテミル』 ・ほったゆみ、小畑健『ヒカルの碁』13-23巻 ・ロバート・A・ハインライン(矢野徹訳)『月は無慈悲な夜の女王』 ・レイ・ブラッドベリ(伊藤典夫訳)『華氏451度』 ・ヴィクトル・ユーゴー(豊島与志雄訳)『レ・ミゼラブル(完全版)』(前半) ・龍門諒、恵広史『BLOODY MONDAY』1-5巻 以下コメント・ネタバレあり
最近の出来事 を、今回はまとめて書いてみたいと思います
今回は、ロバート・A・ハインライン 作・福島正実 訳の『夏への扉』を読みました。 books.rakuten.co.jp 作者のロバート・A・ハインラインは、アメリカのSF作家で「SF界の長老」と呼ばれており、SF小説でベストセラーを産んだ最初の作家とされています。 1956年に発表され、タイムトラベルものの古典的代表作として有名な今作ですが、過去に未来に飛び回り、様々なことが物語後半にかけて繋がっていき、面白かったです(^^) あらすじ 1970年、主人公のダンは有名な発明家で来る日も来る日も研究に励み、数々の有益な発明品を世に出してきた。 そして彼は、友人のマイルズと株式会社を設立し、最愛…
「月は無慈悲な夜の女王」は1965年から1966年にかけて雑誌に掲載されたロバート.A.ハインラインのSF小説で、1967年のヒューゴ賞長編小説部門を受賞しています。 私はだいぶ前に読んだ気もしますが、部屋にまだ文庫本があるので、それほど昔という訳でも無いようです。奥付を見ると「2010年3月15日発行、2015年11月15日5刷」とあるので、2015年に帰国が早い時期に読んだみたい、、、そう言えばそんな気がして来ました('◇')ゞ ハインラインらしい読みやすい語り口(日本語訳しか読んでませんが('◇')ゞ)と破綻の無い明快なストーリー、そしてちょっぴり切なさを感じる結末。ヴェルヌやウェルズ程…
やばいっす。 早川書房がKindleで半額セールやってるっす。 www.amazon.co.jp こちらの記事でも「最悪な形で同時代性を背負ってしまった」という筆者の弁を引用した『同志少女よ、敵を撃て』もフィジカル2,090円が1,045円。 eibunkeicinemafreak.hateblo.jp 先日読んでめちゃくちゃ面白かった『プロジェクト・ヘイル・メアリー』(1,980円→990円)。 eibunkeicinemafreak.hateblo.jp 読書好きでそのタイトルを聞いたことがないという人はいないであろう『アルジャーノンに花束を』(1,078円→473円)。 「中国SF」を世…
毎日暑いですね(;'∀') ドイツではシエスタ(午睡)を導入しようという意見があるようです。ドイツの「暑い」は日本に比べれば、どって事ないんですけどね。湿度が低いから木陰に入れば涼しいですし、、、。でもそもそも家や事務所にエアコンが無かったりするので、その点では事情が違うと言えば違いますが。 当方駐在時代にミュンヘン中央駅近くの貸しビル事務所に引っ越したのですが、その時にエアコン付きにするかどうか悩んだのですが、㎡単価は上がるものの結局エアコン付きにする事に決めました。我ながら良い判断だったと思います、、、。今その事務所で働いているメンバーにはもっと感謝して欲しい('◇')ゞ ところで、 カレ…
★この記事を読むと、タイムトラベル小説の世界的名作『夏への扉』を読みたくなります。 ★詳細はこちら→『夏への扉 - Wikipedia』 ★詳細はこちら→『ロバート・A・ハインライン - Wikipedia』 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q||[]).push(arguments)};c.getElementB…
初読では割と印象が薄くて、話の筋は三分の一くらい(P126くらいまで)しか覚えてなかった。ということで印象はあまりよくなかったけど、読み返してみると思っていたよりずっとおもしろかった。 少しずついろいろな情報を小出しにしていくストーリー構成や、一度どん底付近に落ちてからの逆転ストーリーなんかは、単純な娯楽としては本当に素晴らしい。描写も過不足なくて読みやすいし、会話文もちゃんと話し言葉っぽい。時間ものとしてのSF要素もさすがは大御所ハインラインというところ。時間と空間を移動するけど決して取りつきにくいということはない。最序盤と最終盤のある種のタイトルコールでもある「夏への扉を探している」という…
「ロバート・A・ハインライン」によるSF小説「宇宙の戦士」より、通信機能に特化した「機動歩兵[戦略通信型]」が、WAVEから1/20スケールでプラキット♪ 『機動歩兵』 『機動歩兵[指揮官型]』 『機動歩兵[局地戦型]』に続き、 「戦略通信型」(無兵装型)が登場♪ 旧名称である「無兵装型」が示す通り、「バックパック」は「通信用アンテナ」のみ。 尚、今回も「武装」有りの「通常型」を組めるとのコト☆ キットとしての魅力はイマイチですが、「スタジオぬえ(「宮武一貴」氏 + 「加藤直之」氏)」が1977年に文庫本用に描いた「機動歩兵」関連のイラストをまとめた小冊子が付属☆ 「小冊子」のサイズが気になり…
昔読み漁ったハインライン。 読んだかもしれないけど忘れたし、手元にないので捕獲。4月。 あんだけあったハインライン、一体どこに行ったんだろうか。 にしても文字が小さい…… ロバート・A・ハインライン 『スターマン・ジョーンズ』 矢野徹 訳 早川書房 昭和60年7月31日 第四版 『未知の地平線』 斎藤伯好 訳 早川書房 昭和61年8月31日
ちょっと、まとめてみる。 ※ 三種の神器……八咫鏡、天叢雲剣、八尺瓊勾玉※ 三大美女……クレオパトラ、楊貴妃、小野小町 ※ 日本三大美人……秋田美人、京美人、博多美人※ 三大宗教……佛教、基督教、イスラム教 ※ 三聖人……釋迦、孔子、イエス ※ 三大奇跡……ルルド、ファティマ、グアダルーペ※ 三大発明……火薬、羅針盤、活版印刷※ 日本三悪人……道鏡、平将門、足利尊氏 ※ 三英傑……織田信長、豊臣秀吉、徳川家康 ※ 御三家……尾張徳川、紀州徳川、水戸徳川※ 世界三大料理……中華料理、仏蘭西料理、土耳古料理 ※ 世界三大珍味……トリュフ、キャビア、フォアグラ ※ 日本三大珍味……このわた、からすみ…
今日から自宅のリフォーム工事が始まった。家の中に業者さん達が出入りしていて、なんだか落ち着かない。対応は父に任せて遊びに行くつもりだったが、父は父で知人と約束があるようだ。定年退職者なのに連休にきちんと遊ぶのは、元気でよろしい。 仕方がないから自室でパソコン作業をしたり、冬服を畳むなどの家事をして過ごした。しばらく使っていないタブレットに「ドラゴンクエスト2 悪霊の神々*1」がインストールされていることを思い出し、少しだけ遊んでみた。ずいぶん前に、文庫本1冊程度の価格で買ったものだ。 ドラゴンクエストII 悪霊の神々 SQUARE ENIX CO., LTD. Amazon ドラゴンクエスト2…
月は無慈悲な夜の女王 作者:ロバート A ハインライン,矢野 徹 早川書房 Amazon
保守の立場とは 新興勢力への反対としての保守のまとまり 日本の場合 〜共産主義や左翼への反対というまとまり 保守勢力と政治権力 〜敵か権力によってまとまる類似 保守の基準その① 〜自らで明確にする 保守の基準その② 〜日本文化を踏襲する 気になったら読んで欲しい本 バーク『フランス革命の省察』 マンハイム『保守主義的思考』 福田恆存『保守とは何か』 ドストエフスキー『罪と罰』 ハインライン『宇宙の戦士』 前回のお話 https://www.waka-rukana.com/entry/2019/12/03/190057 保守の立場とは 新興勢力への反対としての保守のまとまり 保守という立場はある…
岡田斗司夫さんというと、ボクはオタクのデブを想像していましたが、あまりにも情報が古かったようで、今はスリムで立派な文筆家として活躍されているんですね。文章も上手で読みやすく、この本もとても面白かったです。 この本はスター・ウォーズの世界観や政治体制を、ローマ帝国をベースに読み解いているのですが、そういう見方があったのかとびっくり仰天、大変楽しく読みました。が、スター・ウォーズが題材なのは本の前半までの話で、後半はアメコミやアメリカのSF作家のロバート・A・ハインラインさんの小説がメインになっています。 ここで面白かったのは、スター・ウォーズという物語が、元老院を主体とする共和制の世界から、パル…
夏への扉〔新版〕 (ハヤカワ文庫SF) 作者:ロバート A ハインライン 早川書房 Amazon
🎥映画: 「プリデスティネーション」 「NERVE世界で一番危険なゲーム」「ゴーストバスターズ」「グースバンプス モンスターと秘密の書」 「 CUB戦慄のサマキャン」 「アーヤと魔女」
SFの気恥ずかしさ 作者:トマス・M・ディッシュ 国書刊行会 Amazon 『歌の翼に』『いさましいちびのトースター』の奇才トマス・M・ディッシュのSF評論集、ついに登場! SFの限界と可能性を論じた名講演「SFの気恥ずかしさ」をはじめ、新世代SF作家を批判してジョージ・R・R・マーティンに反論された伝説的評論「レイバー・デイ・グループ」、書評家として燃やすべき本について舌鋒鋭く語った「聖ブラッドベリ祭」、ディック作品に対する愛にあふれる『偶然世界』序文、そしてエイリアンに誘拐された体験記の書評が奇想天外な展開を見せる「ヴィレッジ・エイリアン」など、技巧とユーモアに満ちた書評・エッセイを集成。…
ライフハックは時に私たちの生活をより簡単にし、時間を節約する手段となりますが、それらがもたらす意図しない結果について考えることは重要です。以下の映画は、そうしたライフハックの裏側を探り、私たちに価値ある教訓を提供しています。 1. 映画『プレデスティネーション』 Amazonプライム ↓ DVD&Blu-ray ↓ 2. 映画『エターナル・サンシャイン』 Amazonプライム ↓ DVD&Blu-ray ↓ 3. 映画『バタフライ・エフェクト』 DVD&Blu-ray ↓ 4. 映画『インセプション』 Amazonプライム ↓ DVD&Blu-ray ↓ 5. 映画『ザ・ゲーム』 Amazon…
ここ最近SFの名作を色々と読んできて、時代ごとに扱うテーマに一定の傾向のようなものがあるなと思いました。Chat GPTに手伝ってもらってまとめたのが以下です。あくまで私が読んだ本がインプットになっているので網羅はできてませんが、自分が読んだ本の位置づけの確認や、次に読む本の参考になります。 19世紀後半 - 20世紀初頭: 早期SF - ジュール・ヴェルヌの「地底旅行」(1864)や「月世界旅行」(1865)は、未知の地域や未来の冒険を描いており、当時の科学的な進歩への興奮を反映している。 19世紀末: ウェルズの科学的想像力 - H・G・ウェルズの「タイムマシン」(1895)や「宇宙戦争」…
最近は少しずつ本を読むようになっている。1月のどこかでTwitterのアプリを消したこともあり、文字をコンテンツにしたくなった時には本を開く癖がついた。時間や余裕があれば物理の本を開くし、数分の空き時間にはKindleで電子書籍を読む。せっかくなのでそれらの読書記録を付けようと思う。 というか、「2024年は読んだ本の感想を認めていくぞー」と思っていたのに、読書記録メモにはタイトル以外全く文字が見受けられない状態になっているので、いま癖を付ける。付けるぞ。あ、2023年版もあるのでよかったら見てください。 indigomou5e.hatenablog.com
1956年に発表されたロバート・A・ハインラインによる古典的SF小説であり、代表作ともされている本書。実は今更初めて読んでみた。名作として名高いのは知っていたが、なんの予備知識もなく頁を繰ってみると、最初の頃は一人称の主人公の回りくどい言い回しや、自己中心っぽい性格がグダグダしているなぁと、幾分鼻についたが、キャラクターの味付けと感じられるようになったのか、ストーリー性の高さに惹かれ始めたからなのか、暫くすると気にならなくなった。SFとはいっても、気難しいものでもハード系でもなく、主人公は三十歳前後の男性だけれどもジュブナイルっぽいラフな印象の文体だ。物語は1970年のアメリカ。主人公のダンは…