最近、ヴィーガンと変容的経験というテーマで論考を書いた。いずれ出版されるはずだが、ここでは、その論考を書くにあたって考えていた背景を書きたい。 論考の内容は次のとおりである。ヴィーガンになることはマイノリティになることであり、またそれは変容的経験を伴う。変容的経験とは、その経験の内容をまったく予想できず、またそうした経験をするともう元には戻れない、そういう経験のことである。 変容的経験については、以前に以下の記事、およびその記事のもとになっている論文を書いているので、ご参照いただけると幸いである。 gendai.media doi.org 私の論考では、まず、ヴィーガンが様々な不利益や差別、否…