はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と百と百と六十四 「コトワレルワケネエダロ バカヤロ~」 「ナニが言いたいのか意味不明、サッパリわからないのは、本当のコトを言わないからだろ」、とAくん。 ん? 「たとえば上司に、『例のアレ、もちろん強要はしないよ。あくまでも決めるのは君だから。ま、置かれている立場やら状況をよく考えて判断してくれたまえ』、と、実に穏やかに言われたとしようよ。その例のアレ、断れると思うかい」 ん~、ソレは、かなり厳しい。 「断れない、かな。余程のコトなら断れるかも知れないですが、いや、やっぱり断れない、と、思います」 「そう。そう簡単には断れない。でだ、そんな上司と部下と…