谷中のマミーズにて、大好物のアップルパイを買う。久しぶりだ。それだけのために日暮里または千駄木まで、出かけて行くような身分ではない。近くまで赴く用件があったときにのみ、足を延して、自分自身への土産を誂えるといったところだ。 今回はレギュラーではなく、「大人の味のアップルパイ」にした。リンゴにもその縁周りに敷かれたレーズンにも、ラム酒がたっぷり沁みこませてあって、かすかな苦味と渋味とで甘さを引立てた、独自の商品である。中ホール一個を四つ切にしてもらう。 中学・高校時代を共にしたバスケットボール部のOB会だ。正しくは、その老人部にして、以下の学年による近年卒業までの公式OB会とは別物である。 世話…