福田復彦 日本の企業などで部下の人事評価の一つが上司の主観による「気が利く」または「気が利かない」があります。業務規定にないにもかかわらず、上司にとって時には組織にとって都合の良いことをすれば「気が利く」、しなくて放置しておけば「気が利かない」、気を利かせてやったつもりが、失敗した時は「余分なことをやった」と不機嫌や怒りを表し人事評価が下がることもあります。 行動と表裏一体なのが責任です。メキシコの作業員などは昨日のブログで書いたように責任に対しては極めて敏感です。失敗すれば最悪その代償として解雇で責任を取らされると心配します。とすれば自ら気を利かして行動しない方が賢明です。上司からの指示や命…