べらぼう 今までの大河ドラマとは少し経路の違う「べらぼう」。普段、私はテレビをほとんど見ません。NHKの天気予報くらいですが、日曜日の大河ドラマだけは毎週欠かさず観ています。 この「べらぼう」は江戸の吉原を舞台に、当時の庶民の生活をかなり細かく描いていて、とても面白い。江戸時代、日本が世界でもっとも繁栄していたと言われますが、このドラマを観ていると、それがよく分かります。 物語の主人公は蔦屋重三郎(蔦重)。彼の成功物語です。前回の筋書きでは、彼の耕書堂が吉原から日本橋に進出しようとしますが、日本橋の既存の店からはなかなか受け入れてもらえません。そんな中、浅間山の噴火で江戸の町が火山灰に覆われた…