日本の伝統色 見本帳名著の絵本を読むテレビで、ヤマザキマリさんが、こんなような趣旨のことを言っていた。「色の深みを知ることは、語彙を増やすのと同じ。“これは今日飲んだ紅茶の色に似ている”とか“昨日見た枯葉の色に似ている”とか、自分にしかわからない情報を持つ、色の知覚と認識は大切です。」「語彙を増やすと同じ」という言葉を聞いて、会社の制作部でカタログや新聞広告を作っていたころを思い出した。頭に甦ってきたのは、よく使っていた《日本の伝統色》のDIC見本帳だ。色指定に使っていた。日本の伝統色の名前は千くらいあり、選ぶだけで大変な時間がかかったことを覚えている。季節でいえば、春だったら撫子色とか萌黄、…