ランプ光源には大きく分けて2つあり、1つは黒体輻射を用いるハロゲンランプ、もう1つは放電現象を用いる放電管です。 ハロゲンランプは白熱電球(今はほとんどLEDに置き換えられていますが)の1種です。タングステンフィラメントからの黒体輻射で光ります。ガラス管球の中には、ヨウ素や塩素といったハロゲンガスが封入されており、それによって生じるハロゲンサイクルと呼ばれるもので、長寿命化されています。しかし、大出力にすると、光よりも熱になる部分が大きくなるため、明るさに限界があったり、紫外光(400nm以下) の光の成分が弱いという問題があります。そこで、効率よく明るい光を得るために放電管が使われます。放電…