1965/松竹/113分/35mm/カラー/シネスコ
監督:大庭秀雄
原作:川端康成 製作:山内静夫 脚本:斎藤良輔、大庭英雄 撮影:成島東一郎 美術:芳野尹孝 音楽:山本直純
出演:岩下志麻、木村功、加賀まりこ、中西修一、早川保、沢村貞子、万代峯子
何度も映像化されている川端康成の代表作。雪深い温泉街で展開する作家と芸者の燃え上がる恋と人生。極めて耽美的で視覚的に描かれた原作を詩情豊かに映画化。撮影は「古都」も手掛けた成島東一郎。雪の街で熱く生きる女・駒子を演じた岩下は、娘役から大人の女性としてのイメージを獲得する。
吉幾三の代表曲の一つ。
→雪國
川端康成作の作。初出:昭和10年1月〜22年10月「文藝春秋」「小説新潮」ほか
冒頭の
国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。
夜の底が白くなった。
は有名。
上越線清水トンネルがモデルとされる。