横溝正史原作の小説,または映画 名探偵金田一耕助シリーズの第4作目。 1938年に岡山県で実際に起こった津山事件(津山三十人殺し)をモデルにしている。 映画が3本、テレビドラマが6作品、漫画が5作品ある。 落ち武者、大量殺人、双子の老婆、狂気と異形の殺人犯など、後世のミステリー作品にも大きな影響を与えている。 劇中の台詞「たたりじゃ〜」は流行語にもなった。
|ω・) ソーッ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 例えばですよ・・・こういう写真を見て、 きゃ~『八つ墓村』ぁ!!! そんなリアクションされたらどう思いますか。 違う! 『犬神家の一族』です!! ・・・・・・・・・・・・・・・・・八つ墓村と犬神家をごっちゃにしてる人けっこう多いみたいです。でもまあ、一般人の認識としてはこれが普通なのかな。むしろ、両者の違いを明確に説明できる方がある意味「ヤバい人」なのかも知れません。なんとなく自覚はあったが・・・(-ω-;)ウーム ちょっと浮世離れと言うんかな? ついでだからいっそのこと人間離れも。どうせ混沌とした令和の世。ちょっと変わった亜人族がひっそりと棲息…
youtu.be ぬぉぉぉぉ!!!8月の18日からNHKでかつて放送された金田一耕助ものが、週1で金曜日の夜に再放送されるらしいです。Oh Yeah! 詳しくは以下の通りです。 『獄門島』(初回放送:2016年)BSプレミアム/BS4K2023年8月18日(金)午後8時15分~ 終戦直後、瀬戸内の孤島を訪れた金田一耕助(長谷川博己)。僧の了然(奥田瑛二)の案内で島の実力者・本鬼頭家にやってきた金田一は、そこで美しい女性・早苗(仲里依紗)と出会う。さらには島に似つかわしくない奇抜な風体の3姉妹にも。そしてある晩、末妹の姿が消える…。数々のミステリー・ランキングで1位に輝く横溝正史の傑作。封建的な…
予告編(岡山旅行記・横溝正史を旅する 全四回)に戻る
岡山旅行記・横溝正史を旅する(最終回:『八つ墓村』を旅する)に続く
岡山旅行記・横溝正史を旅する(第三回:『本陣殺人事件』を旅する(下))に続く
5/19~21で、九大ミステリ愛好会の初代と二代目(これが自分たち)で、 岡山の横溝正史ゆかりの地ツアーを行ってきたのだけど、そのレポートが ようやく仕上がったので、明日から全四回で公開していきます。 WORDでレイアウトしたこともあって、PDFファイルからキャプチャして 掲載することにしたので、若干読み辛さがあるかもしれません。 その辺は、どうかご容赦ください。 それでは全四回、かなりの長尺にはなりますが、 お付き合いいただけましたら、幸いです。 岡山旅行記・横溝正史を旅する(第一回:『獄門島』を旅する)に進む
コミック横溝正史金田一耕助の事件簿 (秋田文庫 66-1)作者:横溝 正史秋田書店Amazon 明後日の金曜日から九大ミステリサークルの初代と二代目(これが自分たち)で、 岡山の横溝正史ゆかりの地ツアーを行うので、それの予習のため 「獄門島」の再読と、これを読了。 本書は長尾文子の「八つ墓村」と、以下の四短編を収録。 「霧の別荘の惨劇」「傘の中の女」「棺の中の女」「夢の中の女」 「八つ墓村」は話としては面白いんだけど、正直ミステリとしては、 さほど優秀な作品ではないというのも再認識。 漫画としては劇画調のタッチが、個人的には苦手。 ヒロインのはずの典子も最初の頃は不気味な画だしなぁ。 後半はそ…
ドラマ『犬神家の一族』前後編オンエアを前に シリーズ過去作『八つ墓村』が再放送されましたね。 録画して視聴しました。 www4.nhk.or.jp www6.nhk.or.jp 本放送時、録画しつつオンタイム視聴だったのですが、その日は台風で、 速報テロップが出て……それ自体は当然のことですけれども、 この映像を保存する気にはなれんぞ、再放送を待とう、と思った次第。 ja.wikipedia.org 改めて鑑賞すると、あっちこっち端折って圧縮してはいるものの、 この2019年版ドラマって結構原作に忠実な映像化だったのでは……と。 しかも、わかりやすいし。 などと言いつつ、今般再見して「おおっ」…
皆様おはようございます。いきなりですが、↓こちらをご覧ください。 探偵防御率 (coocan.jp)より 「防御率の一番悪い探偵は金田一耕助だった!」(本の雑誌, 1993/11)によれば、 金田一耕助の防御率は主要10作品で4.2と記されている。他に紹介されている、 神津恭介(高木彬光)の2.0,十津川警部(西村京太郎)の3.3と比較し、大きな数字だが…。 No. 事件名 犠牲者数 1 本陣殺人事件 2(0) 2 獄門島 4(4) 3 八つ墓村 8(6) 4 犬神家の一族 4(4) 5 悪魔が来りて笛を吹く 5(5) 6 幽霊男 5(4) 7 女王蜂 5(5) 8 三つ首塔 10(7) 9 …
前回、横溝正史シリーズのパート1最後の作品、『悪魔の手毬唄』についていろいろと書いたわけですが、その終わりのところで≪あんまり期待しないで待ってて≫とか言ってクセに、その舌の根も乾かぬうちに、パート2について書くであります。 「たたりじゃあ~!」 我々の世代の人間なら誰だってこのセリフを覚えていることと思います。 1977年、TBS系列で放映され、あまりに大好評だった『横溝正史シリーズ』。一年後、『横溝正史シリーズⅡ』が始まりました。全9話30回の放映でしたが、その一発目が『八つ墓村』。 放映1978年4月8日から5月6日までの全5回 出演(古谷一行以外)荻島真一松尾嘉代鰐淵晴子内田朝雄中村敦…
『やった…やったー! 俺を必要としなかった奴らも、社会も、全部、全部ぶっ壊れた!今日から毎日が夏休みだー!』パンデミックが神の祝砲に聞こえたのはアキラだけではありませんでした。破壊と破滅によって解き放たれたのは…自由。 裏主人公の降臨です。 「ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~/第9話・ツリーハウス オブ ザ デッド」(2023年9月24日TBS放送/播磨優演出) アキラの故郷の村に通じる唯一の道(トンネル)は前後を重機と土嚢で塞がれておりました。中には閉じ込められたゾンビの群れ。仕方なく車を乗り捨てて森林迂回ルートへ。外界との接点がトンネル1本って完全に「犬鳴村」(もしくは「…
TOHOシネマズ錦糸町楽天地で鑑賞です。 ストーリーはよくできています。推理ものとしても十分に堪能できるし、ちょっと途中から犯人解りましたけど、因習もよくできていました。犬神家の一族より八つ墓村ですね。 それにしても流れが悪いんですよ。あのドラマの時に見れていた流れが、ぶつぶつ切れるぎこちなさの感じがしてなんでかなと思ったんですが、あの若い女優さんが原因でした。新人なのかな?初見でしたが、演技がまだまだでしたね。伊藤沙莉の演技力と比較するとやはりマドンナ役には荷が重いのかな。でも松坂慶子とか松嶋菜々子とかよくちょい役で出してきますよね。ある意味お金かけてるなーびっくりな内容。観る前は柴咲コウが…
9/23日、24日はBREZZAのキャンプでした 札幌市内を出た時は雨がヤバい感じで降りだし・・・tamoさん言い訳の連発(笑) しかし、苫小牧に入るとカラッと晴れ☀ていて最高のキャンプ日和に・・・ 安心したtamoさんは徐々に調子こいてきて・・・皆に「まだ早い〜まだ、おだったら駄目〜」と注意されながらもアルテンキャンプ場に到着しました 晴れておだつtamoさん 既に車中で宴会が始まり・・・ きんさんの姿が見えた途端・・・ 泥酔してバトミントンは出来ません的な様子をかもし出す演技を始めるtamo(笑) ⬇⬇⬇ 山で熊と出くわして死んだ振りするのと殆ど変わらない姑息な技(笑) 演劇部なら即クビに…
9月24日は、私が一番好きな漫画家山岸凉子の誕生日なんで、昔の記事を再録しようと思ってたら日にち過ぎてた……。 漫画の神様が手塚治虫なら、私的には漫画の女神様は山岸凉子なんですよっ!私は少女漫画をあまり読まないし、女性漫画家の作品より男性漫画家の作品の方が感性が合うんすが、好きな漫画家を一人選ぶとなると山岸凉子以外考えられない。『ガラスの仮面』や『はいからさんが通る』や『パタリロ!』なんかで少女漫画って面白いのかなと思い1980年代終わりから1990年代初めくらいに、成田美名子、清水玲子、松苗あけみ、とか『やじきた学園道中記』とか『麒麟館グラフィティー』とか読んだり『ぱふ』を買って人気上位の少…
https://amzn.to/459f3fg 1977年に公開された映画「八つ墓村」は、横溝正史の同名小説を原作とした、ミステリー映画です。渥美清主演で、金田一耕助シリーズの映画化としては第12作目となりました。 映画「八つ墓村」の魅力は、大きく分けて以下の3つが挙げられます。 原作の魅力を忠実に再現 映画「八つ墓村」は、原作の魅力を忠実に再現しています。歴史と伝説を巧みに絡めたストーリー、個性豊かな登場人物、どんでん返しの連続など、原作の魅力がそのまま映画に詰め込まれています。 渥美清の金田一耕助 渥美清の金田一耕助は、原作のイメージそのままの、コミカルさとシリアスさを兼ね備えたキャラクタ…
www.shochiku-tokyu.co.jp横溝正史の原作を松竹が映画化した作品。監督は『ゼロの焦点』(1961)、『砂の器』(1974)などの野村芳太郎。(同作の映画化は1951年以来、後には1996年に再映画化) 岡山の八つ墓村にある旧家、多治見家の跡取りである寺田辰弥が巻き込まれた殺人事件に、偶然居合わせた探偵・金田一耕助が挑む姿が描かれます。 横溝正史の金田一耕助シリーズといえば石坂浩二主演が有名。今作では渥美清が金田一耕助を演じているのが見どころの一つです。 原作のおどろおどろしい内容を映像で表現。落ち武者の怨念など、オカルト要素が色濃く表れています。 日本中の鍾乳洞をロケ地とし…
昨日は『ミステリと言う勿れ』の映画を観てきました。 watachan.work 菅田将暉さんが演じる整くんが可愛かった~! 映画のストーリーは「お金持ちの遺産相続争いなんて、八つ墓村か!?」なんて思ってたんだけど、予想外の展開で面白かった。 あとね、いつも整くんの『僕は常々思ってるんですが……』の後に続く言葉にいつもハッとさせらる。 今回は『〇〇は女の幸せ』というのは女の人が言い出した言葉じゃない』が凄く私の心に響いた。 それを言い出したのは、男の人だと。 だって、子育てと家事が本当に楽で簡単なら男の人がやりたがるはずなのに、実際はそうじゃない。 確かに! 家事なんて男女関係なくほとんどの人が…
私が小学生の時に住んでたマンションで蛾が大量に発生するという事件がありまして、壁の至る所に枯れ葉色の蛾が止まっていたのが今もなおトラウマとして覚えている風景です。だから今回の蛾のシーン、まぁまぁキツかったですよ。 (以下、原作を含むアニメ本編のネタバレあり) 「流れの交わる場所」 /第1⃣2⃣話「流れの交わる場所」あらすじ公開\9月20日(水)より放送開始する第1⃣2⃣話のあらすじが公開中!!犯人として疑われる静句は...。https://t.co/jTku4rMPPw#アンファル pic.twitter.com/MpQIapJzQq — TVアニメ『アンデッドガール・マーダーファルス』公式 …
生誕100年を記念して、福岡市総合図書館では『三國連太郎映画祭』開催中。 (この若い時の三國さん...カッコ良すぎる。) まさか生きている間にあの作品を大スクリーンで拝める日が来ようとは、、、、選んだのは『復讐するは我にあり』。 ビデオでもDVDでも擦り切れるほど観た、日本ノワール映画史上最高の傑作。また、『緒形拳逃亡三部作』と私が勝手に命名したうちの1本でもあります。(他の2つは『薄化粧』と『破獄』) 実際の事件を題材にしただけあって、家族の団らんを一瞬で吹き飛ばすような生々しい犯行シーンあり、ドロドロのベッドシーンあり、幼少の私が観た中で八つ墓村、鬼畜に並ぶトラウマ映画でした。こんなのを平…
プロ野球に関するコメント特集〜阪神タイガースのリーグ優勝を中心に - kojitakenの日記 「弱者の戦法」で直ちに連想するのは戦国武将の毛利元就であって、何を隠そう小学生時代に「学習漫画」を読んだ頃から毛利びいきで信長も秀吉も家康も好みませんでした。 赤旗日曜版に連載され、後に角川文庫*1入りした火坂雅志『業政駈ける』(例えばしんぶん赤旗日曜版の新連載小説は、火坂雅志『業政駈ける』!! - コミュニスタ紅星の幡多荘草紙 ~取り戻そう 共生の国・日本。~(2009.6.30)参照)の長野業正(業正生前、武田信玄の上州侵攻を撃退するが、業正死後、武田の攻撃を撃退しきれず、業正の後を継いだ息子・…
|ω・) ソーッ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 某読者さんの記事に興味深いものがあったので、まず紹介してみたいなと・・・。 shiyuzevo.hatenablog.com いやー。文面から伺うに、まだ随分とお若い。しかし、おじ様勉強になりました。人生経験にあぐらをかいていたのでは、なかなかこういう学びは出来ないというもの。「老いては子に従い」ではないが、こういう姿勢をおろそかにすればするほど、ハイ!老害一丁アガリ!に近づいてしまうというものです。 そんなわけで、今後面倒なことになっては困るので、お気に入りの犬神家や八つ墓村のTシャツなどをサイドバーから一掃。ブログ村のPV計測用バナーだけ残し…
一条真也です。『〈怪異〉とミステリ』怪異会談研究会[監修]乾英治郎/小松史生子/鈴木優作/谷口基[編著](青弓社)を読みました。「近代日本文学は何を『謎』としてきたか」というサブタイトルがついています。 カバー表紙には、「岡本綺堂、江戸川乱歩、横溝正史、夢野久作、海野十三、久生十蘭、戸川昌子、小野不由美、綾辻行人、京極夏彦などの作品に潜む怪異を精微に読み解く。そして、ミステリというジャンルで展開される怪異の拡散と凝集、合理と非合理の衝突から、日本のミステリ小説の潮流を捉え返し、近現代日本の文化表象の変容をも明らかにする」と書かれています。 アマゾンの内容紹介には、「近年、ミステリジャンルでの『…
別館「ホビーとロングラン-小説館-」で書いている小説「エトフォルテ防衛戦線ヒデ!」第51話~第53話を更新しました。 このブログではホビーとランニングを主に語っていますが、小説に絡んだ話も、今後少しずつ載せていこうと思います。 小説を書き始めた経緯は別館の創作雑記に載せたので、今回は「自分が影響を受けた小説」について語ろうと思います。 私は中学~高校頃から、アメリカ映画の小説版を読んでいました。 映画が好きだったけど、映画館が近くに無くTVかレンタルビデオしか手がなかったので、物語の世界を文字で追える小説版がありがたかったのです。 その流れで「アクション映画のような小説が読みたい!」と思い、本…
夏休みに何をしたかと聞かれた時、あなたはどう答える。 私なら「レポートを書いていた」と、困り顔でも浮かべながら答える。 だがそれは真実のすべてではない。 実際の答えは「レポートを書き、それ以外の時間はドラマを観ながら足の皮を剥いていた」だ。 私が出かけなかったのはレコーダーをパンクさせないためだったと言っても過言ではない。 本当にドラマを観まくった。観ては消してを繰り返した。 このまま忘れてしまうのももったいないので、それらの感想を書いていきたい。 ほんとにあった怖い話 夏の特別編2023 小学生の時はほん怖が嫌いだった。ボットン便所から女の生首が飛び出てくる話を観た夜は眠れなくて、翌日に熱を…
「ネ申」リポーター。17期生の荷物検査。大盛は肉の種類の見分けがつかない。 「おはようももクロ」ぶらり栃木、佐野。 「VS塊」原菜乃華が出演。運動は苦手らしい。 「はみだしスクール水着」滝田洋二郎の学園エロス映画。1986年制作。乳首出し絡み、水着ヘア透け風や、人工陰毛も。清里めぐみ、森田水絵、小林あいなどが部活でシンクロに挑戦するコメディ。なんてったってアイドルのカバーも。この頃は性に対する表現もおおらかだった。 「ハヤブサ消防」オウム教的な宗教団体ネタか。 「夜会」パフュームが広島グルメ買い物バトル。広島焼きはNGワードらしい。関西ではモダン焼きと呼ばれるものに近い。 「この素晴らしき世界…