1959年12月「週刊朝日」 さすがにこれは映像化されていないようです。 いや、これも面白い筈です。 ネタバレします。 映像化されていない理由はなんだろうか。 佐賀県の田舎(あとがきによれば清張氏の妻の実家がある神崎町)が舞台で話し言葉がすべて方言で語られており、再現するのはなかなか大変そうだ。 これまでドラマ化映画化されてきた作品と比較すると地味である上になんとも「後味の悪い」話なのだ。 この「後味の悪い」はほんとうに「後味が悪い」のでかなりえぐい。 しかしこの話も清張氏が繰り返し書いてきた「生きづらい女性の物語」であり頼る者(つまり夫もしくは父兄弟ということだが)のない女性が生きていくのは…