古事記異聞シリーズ、第4弾! 冒頭の表紙の上に、もう一つのカバーが掛けられている。そこに記された一文は、 杵築大社から始まったフィールドワークが奈良で大詰めを迎える。出雲編完結!!である。この表紙から本書で出雲編が終了すると解る。併せて、 出雲族はどこから来たのか?という問いかけが、上記の一文よりも何倍も大きな活字で記されている。 つまり、これが本作のテーマになっているということだろう。 本書は、NOVELS(新書版)が 2020年11月に刊行された。この第1刷で読んだ。 調べてみると、2021年1月に文庫化されている。 主人公は、橘樹雅(たちばなみやび)。春から東京・麹町の「日枝山王大学」大…