私は1981年4月に牧師として教会に赴任しました。礼拝出席10数名の小さな教会で高齢者が多かったです。それ故、教会の将来に危機感を覚え、いかにしたら伝道できるのか、という問題意識を持ちました。最初は礼拝説教で精一杯でした。8年過ぎて別の教会に赴任しました。あるきっかけがあり、超教派の集会に参加し、伝道について学びました。そこで教えられたことが二つあります。一人の信仰者が聖書を神の言葉として読み、御言葉によって生きる生活をすること。今ひとつは、聖書を読み御言葉に生きる生活を分かち合うことです。それを具体的に行うのは、小グループにおいてです。 私が属している日本基督教団の諸教会では、伝統的に家庭集…