加藤一二三

『加藤一二三の３手詰め』について 収録作の難易度などについて 本の構成・内容について 『加藤一二三の３手詰め』について 加藤一二三さんはＡ級在籍３６期、独特のキャラクターが魅力で、一時期、テレビなどにも多数出演されていた将棋の元プロ棋士です。 この『加藤一二三の３手詰め』には、加藤さん自ら作成された３手詰めの詰将棋が２０２題、収録されています。 ちなみに加藤さん、プロ棋士としての長いキャリアの中で、もっと手数の長い詰将棋はいくつも作成してこられていますが、３手詰めの詰将棋の出版は初めてだそうです。 以下、一応、全部解かせていただいての感想です。 収録作の難易度などについて 初心者が基本的な詰ま…

この記事について 作品情報 あらすじ・解説 作品紹介 作品購入 Amazon 楽天/Yahoo! Audible無料体験 おすすめレビュー この記事について ご覧いただきありがとうございます。こちらはAudible(オーディブル)でのオーディオブック版《羽生善治論 「天才」とは何か》のレビュー記事となります。書籍版のレビューではありませんが、書籍版に興味を持って検索からこちらをご覧になられた方もぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。どうぞぜひ素敵なオーディオブックライフ&ブックライフを。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 作品…

喜んで生きるために人は生まれた（「加藤一二三 日めくりカレンダー「1日」の言葉） ▲私は長い間、「自分が死んだら、広大で音もない孤独な空間を、何万年も何億年も永遠に墜ちていくのだ」と考え、永遠の孤独には耐えられないという恐怖を感じていた。▲太宰治の「人間失格」を読むと誰でも自殺を考えると言われたが、「自殺」は折に触れて頭をよぎる最後の手段ではある（「自殺を口にする者は自殺しない」と言われたり、新人教員の頃、先輩教師から「結婚すっと自殺する自由もなかっばい」と言われたりした）。▲神田沙也加さんが亡くなった。彼女のファンだったわけではないが、私はミュージカル「マイフェアレディ」の大ファン。高校時代…

超かんたん3行まとめ ・「以来」を「このかた」と読むのは漢文訓読のきまりごと。 ・「じんむいらい」と「じんむこのかた」、両方使えるのがほんとうの知識人。 ・昭和の流行語（例えば「神武以来の天才」「神武以来の美少年」「神武以来の好景気」）の話をしているのに、これは「じんむこのかた」と読むのが正しいんですよ、などというのは間違っています。 原田泰夫さんと田辺忠幸さんの共著『早わかり将棋なんでも入門』小学館、第44刷（1995年）、p.152より。 この文章は、「神武以来」という言葉の読み方について、調べて知ったことをまとめたものです。 調べをすすめていくと、日本人と漢字の関わりの歴史が見えてきまし…

ようこそ。ここに辿り着いたあなたは 戦国武将のあまりにも有名な、人間の気質を表した言葉をご存知だろうか。 そう、彼らのようにすべての人は天下が取れるのだ。 ただ、 天下を取る術が違うのだ 自己実現の術が違うのだ 戦いかたに例えるなら 空中戦、地上戦、潜水戦 「気」はふわふわと軽く浮く性質を表す。 真っ向から戦うのではなく、知恵やアイデアで上からひらりと操る術。 「血」は現実的な物資や肉体そのものを表す。 真っ向から立ち向かう地上戦、まさに本能的な流血戦とも言えよう。 「水」は重く沈む性質を表す。 真っ向から戦うのではなく、虎視眈々と下から狙う術。

「もう既に人生の目的は達しているし、自分の人生に満足している」 僕はそう思いながらこれからの人生を歩んでいくのはどうかとある日ふと思った（というか、今日思った）。だから、いつ死んでも後悔はないし、極端な話をすると、明日ポックリ死んだって別にやり残したことはない。そのまま成仏すると信じたい。 僕は、ずっと「他人軸の人生」を送ってきたけれど、30を過ぎてからそういう人生に疑問を感じるようになり、子どもの頃から描きたいと思っていた漫画を描くようになった。 そんなに大した実績を残せたわけではないが、某漫画新人賞を受賞させてもらったし、漫画家としてWEB掲載デビューも果たせた。僕としてはもう十分に「自分…

姓名判断の「６画」について解説していきます。

2:22 [DVD] ミキール・ハースマン Amazon 6月20日の視聴 ・『地球ドラマチック「隕石衝突を回避せよ！〜小惑星探査の最前線〜」（フランス、2022年）』→6,600万年前の恐竜の絶滅⇩…。 【2024年『1月8日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20240126/1706253053】 →100年前の、ツングースカ大爆発。1908年？→太陽の周りを公転する、小惑星。→1994年、木星に衝突した、シューメーカー・レビィ第9彗星。30年前か！→“月”こそが、小惑星衝突を予測するヒントに！→ヤルコフスキー効果。太陽の熱で小惑星の面で…

紙幣の原盤（見本） 五条悟（呪術廻戦） 作者の芥見下々が病気療養中なので、呪術のローカル保存画像は全部消去したんだけど、クラウド（ネット上）には真贋含めて山程残ってるし、五条は汎用性があって使いやすいんだよね。 論文からどれだけ引用されて貢献したかは、ノーベル賞の選考基準の一つらしいから、申請したみたら？ ▶ それでも榊󠄀零（ゼロ）が 「本物は一つでいい───ッ！」 「報酬はあなたの全財産だ！」 というように。 「原盤権」はおそらく集英社と芥見下々。 「出版権」は集英社が持っている筈。 伝説の少女漫画家の内田善美は「漫画でやりたいことはすべてやってしまいました」と筆を折り、絶版後もマニアの再販…

「ああ、凄く心が落ち着く話をする人だな」と思った。 「エッセイストのように生きる」の著者・松浦弥太郎さんのことだ。僕は、「世間の雑音に反応しない」「自分の感情に素直に自然に生きる」と決めてからというもの、松浦さんのような、優しく、柔らかい言葉しか受け付けなくなったような気がする。 エッセイストのように生きる 作者:松浦 弥太郎 光文社 Amazon 松浦さんは、コップ一杯の水の飲み方について、次のように読者に問いかける。 突然ですが、あなたはコップ一杯の水をどんなふうに飲んでいますか？ なにも考えずに一気にぐいっと飲んでしまうのか。それとも、いそがずにゆっくりと味わいながら飲むのか。コップ一杯…

１．はじめに テーマは「藤井聡太」。現在、8冠（このページを書いた直後、7冠に転落。末尾参照）。 平均点は43.87点（満点100点）。 出典は2017年4月30日付の朝日新聞。 私は将棋も趣味なので、将棋関連の文章はうまく訳したかったけど、なかなか難しかった。 将棋のルールについての動画はこちら（↓）。 youtu.be ２．検討 過去問入手はこちら。 →ロシア語能力検定・過年度問題 (tokyorus.ac.jp) （問題文） 公開中の映画「3月のライオン」の主人公は10代の棋士だ。家族を交通事故で失うも、中学在学中の15歳でプロとなる。孤独と不振を乗り越え、棋界のトップに挑戦する。 （私…

空気階段の『東京』ってコント、出てくるワードに心当たりありすぎて私信かと思った。 4月は自分の誕生日会を自主開催した。慣れないことをして疲れたけど企画して本当に良かった。友達少ない方だと思ってたけど、自分の誕生日会に20人くらい集客できる人間が友達少ないはずなかった。私人気者だった。来てくれた人本当にありがとう。呼べなかった友達も好きです。 ひと仕事終えたので、もう今年は終わったものとして年末までスローペースでいきたい。やり切りました。お疲れ様でした。 4月5日 カナダ留学中のゼミの同期の女の子が一時帰国したため、ゼミ生で集まって飲みに行った。 2年前に成田空港に見送りに行ってから会えていなか…

藤井聡太さんは、日本の将棋界で最も注目されている若手棋士の一人です。彼の年齢や、どのようにして将棋の道を歩み始めたのか、その驚異的なキャリアについて詳しく見ていきましょう。 藤井聡太は何歳？ まず、藤井聡太さんの現在の年齢について確認してみましょう。2024年6月時点で、藤井聡太さんは21歳です。2002年7月19日に生まれ、わずか数年で将棋界に革命をもたらした若き天才です。 藤井聡太の生い立ちと幼少期 藤井聡太さんは愛知県瀬戸市で生まれ育ちました。彼が将棋に興味を持ったのはわずか5歳のときで、祖父から将棋を教わったのがきっかけです。その後、藤井さんは地元の将棋教室に通い始め、すぐにその才能を…

藤井聡太の29連勝は将棋界における偉業の一つです。この驚異的な連勝記録は、多くのファンやメディアの注目を集めました。この記事では、藤井聡太の29連勝の詳細と、その対戦相手たちについて詳しく紹介します。 藤井聡太 29連勝 相手の詳細 藤井聡太が達成した29連勝は、プロ棋士としての登場以来、驚異的な記録を次々と打ち立ててきた中でも特に際立つ成果です。ここでは、彼がこの連勝記録を達成する際に対戦した相手について見ていきましょう。 藤井聡太29連勝対戦相手一覧 藤井聡太が達成した29連勝には、多くの強豪棋士が含まれています。その対戦相手一覧を以下に示します。 加藤一二三九段：伝説的な大棋士 豊川孝弘…

皆さん、こんにちは。 将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する？」のお時間です。 それでは対局を始めさせていただきます。 加藤先生は、子ども宿題でも念入りに取り組むといいます。 いや、子どもの宿題ですがな！というツッコミはおいといて。 「たとえば国語の宿題で、『すっぱ抜き』という言葉の意味を調べなさい、という課題があったときには、朝日新聞社ともう一社に電話をして意味を聞きました。すっぱ抜きは、江戸時代の『真剣を抜く』というところから来ていて、それが転じて特ダネをとるということになったのだと教えられました。また、各地の特産物を調べるのに、サトウキビの栽培について、沖縄の市役所に電話して聞…

皆さん、こんにちは。 将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する？」のお時間です。 それでは対局を始めさせていただきます。 「ひふみんアイ」というものをご存知でしょうか。 対局相手側に実際に立って、局面を見て考える動作です。相手側に立つことによって、新しい視点を得ることができます。 その「ひふみんアイ」を秩父宮様も実践されているというのです。 「あるとき、秩父宮様がタイトル戦の観戦記事を書いてくださる際、玄関で『秩父です』とおっしゃって対局場にお越しになりました。その際お話をしていると、秩父宮様が『私は新聞の将棋欄を、時々逆さまに見ています』とおっしゃいました」（加藤 2017: 112…