www.tokyo-np.co.jp ▼記事抜粋 捜査関係者によると、ランゲートは2021年4月、厚労省が主催するキャリア形成に関する「就業環境整備・改善支援事業」を受注。委託費は、厚労省から前払いされる「概算払い」で受け取り、実際に使った金額次第で経費を返還することとなっていたという。だが、大中容疑者はセミナーのチラシなどを印刷会社などの請負業者に発注後、ランゲートの社員名義でつくらせた実体のない会社(ペーパーカンパニー)を通させることで、水増しした請求書を作成。厚労省に水増しした実績を報告して必要額の返還を免れる手口で、大中容疑者が手元に金をため込んでいたとみられる。 水増しした金は、ペー…