オリンピックの締めくくりとともに日本列島を直撃している台風たちですが、特に関東に住んでいる人にとっては、昨日8月8日に経験した風よりも今日9日に吹いている風の方が圧倒的に強いことに驚いているかもしれません。 関東のすぐ近くを通った台風10号よりも、離れた日本海を通った台風9号の方がなぜ強風を引き起こしたのか。 その答えの本質は、台風9号が「温帯低気圧になることができたから」。 今日は、今週のお題「自由研究」にも役立ちそうな、"本当に怖い温帯低気圧の話"です。 台風10号(右側、関東付近)と台風9号(左側、九州付近)が同居する雲画像。雲頂高度(雲のてっぺんの高さ)が高いほど暖色系の色になるように…