私は必要な人(存在)に必要な時に必ず会っているのです。『手相との出会い』の時もそうでした。私を占い師へと導いたのは、私の通っていた高校の図書室の司書の方です。 高校の図書室での話です。私は読書が好きで図書委員となっていました。図書委員は、自分のクラスの生徒が全部で何冊の本を借りたのか図書室の司書さんに報告しなければいけません。司書さんは中年の女性でした。 司書さんは私を呼びました。「あなた、手をかしてごらん手相みてあげるから」と。 突然呼ばれ高校生の私はドキドキしたのです。えっ?手相って何? そんな状態でした。好奇心も手伝って声掛けしてくれたなら、観てもらってもいいかもと思ったのです。 司書さ…