風の音と雨粒の音で熟睡できなかったのか 変な夢を見た 駅に行き空港にいきエジプトに行った 乗り心地の賑やかな車に揺られスフィンクスの前に着いた 何か違和感を感じながら眺めている 私が見ているスフィンクスは 巨大なワニが寝そべる形だった 半開きの口と背中に音叉の様な構造物があった 尻尾もある 夜になるとワニの背中から 真っ白な光がブブブと現れて どんどん大きな球になる がっーと輝き出すと背中を離れて空中に浮いた それからピラミッドへ向かって滑るように飛んでいく 先端の尖った所へ届くと物凄い渦を巻いて吸い込まれて消えてしまった 気象の変化を知るための装置ならば ビールやワイン 穀物の保存を計画でき…