悲喜こもごも、受験生はもちろん、受験生の親御さんも落ち着かない日々でしょう。 入試の結果次第で人生が決まると思っている人が多いのだから、その悲壮感や如何にと思えばなかなかに切ないものがある。 人生の「現役」を通り過ぎた者から見れば、学校の名前はせいぜいスタート時点でのアドバンテージくらいで、さて、終盤までとなるとそこまでの力もないのだが、イヤイヤあんたの人生であんたの学校はその程度だった、と言われればその通りでもあり、頑張るに越したことはない。 一方で頭の隅に置いておかなければいけないこともある。昨今のIT人材の払底に対応するべく、文科省はその系統の学部学科の定員増を例外的に奨励している。つま…