プライムビデオで大杉漣さんの“教誨師”を観た。 人間は言葉にならないことを人に伝えることができるんだな。 登場人物の演技からも作品自体からも、そう思った。 言葉は万能ではない。 言葉は、人間同士が情報を共有するために知識を暗号化したものに過ぎない。 だから言葉に頼りすぎると、本当に大事なものを取りこぼしてしまう可能性もある。 言葉を操る技術がどんなに巧妙になっても、そこに真実があるわけじゃない。 全部伝わるわけじゃないからこそ、発する言葉には気を付けたいし、言葉以外で伝える工夫もしたい。 真実は一つでも、概念は全て相対的なものだからだ。 音楽もまた言葉を補填するよね。 あらためて、クリエイティ…