『いたずらの問題』フィリップ・K・ディック ハヤカワ文庫SF いたずらの問題 (ハヤカワ文庫SF) 作者:フィリップ K ディック 早川書房 Amazon 今年はフィリップ・K・ディック読破を目指していたのだけど、まあ偏りすぎるなあと思い、たまに読み進めることにする。 初期の長編だけれどもディストピアっぷりがいかにもディックらしい作品だと思う。 いたずらって、それ…!?というところから、後半部分のスピード感がとてもいい。それまでは若干の辛抱かもしれない。 アレンとジャクリーンの夫婦。全然愛し合っている感じが醸し出されていないのだけれども一蓮托生という感じがなんだかこういうのいいなあと思う。 別…