日活110周年記念特集上映「Nikkatsu World Selection」で、山中貞雄監督 (1909-1938) の『丹下左膳余話 百万両の壺』と『河内山宗俊』を鑑賞。 山中貞雄といえば、若くして亡くなった悲劇の天才映画監督として古い日本映画にまったく詳しくない僕なんかでも知っていたぐらい有名ですが、90年代に友人がCSで放送された同監督の現存する作品3本をヴィデオテープに録画してくれました。 ただ、その後、諸事情から持ち物を大量に処分せねばならなくなったため、残念ながら結局観ないままそのヴィデオテープも手放すことになったのでした。 今回、映画会社の日活の何本かの作品がデジタルで復元され…