鹿児島県肝属郡肝付町高山の高山城(こうやまじょう)跡にいってきた。訪問日は2021年3月某日。 肝付(きもつき)氏は平安時代中期から戦国時代にかけて大隅国で強大な勢力を誇っていた。その本拠地が高山であった。肝付氏は伴姓(古くは大伴氏)を称する。安和2年(969年)に伴兼行(とものかねゆき)が薩摩国(鹿児島県西部)に下向したのがはじまりとされる。兼行の孫にあたる伴兼貞(とものかねさだ)が大隅国肝属郡の弁済使(べんざいし、荘園を管理する)となり、兼貞の子の兼俊(かねとし)の代から肝付氏を名乗るようになったという。 rekishikomugae.net rekishikomugae.net reki…