個人情報の入手に関して、契約によって個人情報保護法よりも緩い条件をつけることはできるでしょうか? 契約によって個人情報保護法よりも緩い条件を定めることは、原則としてできません。 【理由】 日本の個人情報保護法(個人情報の保護に関する法律)は、公的なルールとして最低限守るべき基準を定めた「強行法規」に該当します。 そのため、個人間あるいは企業との契約で、この法律の定めよりも個人情報の取り扱いを緩めるような条件(例えば、本人の同意なしに第三者提供する等)を定めても、その部分は無効となります。 たとえば: ・本人の同意なしに個人情報を第三者に提供してもよい、という契約 → 無効 ・目的外利用を自由に…