「○○さん、なんで呼ばれたかわかる?」 部下を教育指導する際に、こんな問いから入る人間がそれなりに存在するらしい。 特に多いのは管理職、所謂上司なんだとか。 ちなみにこの会話はこのように続くことが多い。 「なにが悪かったと思う?」 「××ですか?」 「違う」 「△△ですか?」 「正解。わかっているならしっかりしてよね。」 この問いの終着点は質問者が予め持っている【正解】を回答者が当て、失敗したという回答者の不幸を質問者が見て喜び、自尊心を満たすことにある。 質問された側は、質問者の頭の中にある答えを探るために脳味噌が千切れるくらい思考を巡らせ、回答を当てにいかなければならない。 間違えた場合は…