打ち上げでセッション 妻の追悼コンサート「いのちのうた第16章 〜にぎやかな法事〜」の打ち上げには、出演者、スタッフら約30人が集まった。 ほとんどの人が、昼に差し入れのドーナツをつまんだだけ。 空きっ腹で酒を飲んだので、みんな酔いが回るのも早かった。 出演者の三宅伸治さんの呼びかけでセッションが始まった。 圧巻だった。 音楽を心から愛しているミュージシャンたち。 酒を飲んで気分が高まると、疲れていても演奏したくなるのだろう。 途中、三宅さんが、テーブル席に座っていたはなの手を引いた。 はなは簡易ステージに歩み寄り、即興でダンスを踊り始めた。 演奏もダンスもすべてアドリブ。 「すげえな、娘」と…