最近読んだ、宮地尚子さんの「傷を愛せるか」。 控えめに言って、私の人生史上ナンバーワン。 ますっぐな言葉選びと、誰も傷つけない柔らかな表現。 ご本人は医者であり研究者。海外トップの大学も出られている。 共感するのをおこがましくも感じるが、読んでいるとじわっと自分の中に安堵が広がる。 ここ最近、悩んだってしょうがないような悩みが多い。 時間しか解決してくれないような、悩み。 いや、時間がたっても、何が正しかったか分からないような気がする。 そんな心の中のモヤっとしたかたまりを浄化させてくれる。 ここ2年間で、国内での引っ越しと海外帯同があった。 住む場所、関わる人、仕事、言語、食べるものなど、大…