1956年、静岡県生まれ。劇作家・演出家・作家。遊園地再生事業団主宰。
1980年代に竹中直人、いとうせいこう、シティボーイズ、中村有志らと「ラジカル・ガジベリビンバ・システム」を結成。作・演出を担当する。1992年、『ヒネミ』で岸田國士戯曲賞受賞。2000年、『サーチエンジン・システムクラッシュ』が芥川賞候補になる。現在、早稲田大学客員教授も務めている。
不在 作者:宮沢 章夫 文藝春秋 Amazon 『不在』宮沢章夫著を読む。この人の小説を読むのは、はじめて。舞台は北関東の地方都市。ある日、利根川に若い女性の死体が浮かぶ。 ブコウスキー原作でリュック・ベンソンがプロデュースした『つめたく冷えた月』をイメージしてしまった。 その町に住む人々の地縁・血縁が奇妙に絡み合って次々と奇妙な事件が起こる。群集劇というのか、地方都市の生態、実態が見事に再現されている。 今は亡き『広告批評』に載っていたサンボマスターの山口隆へのインタビューを思い出す。彼は会津の出身で田舎の退屈さを「だってどこそこのだれそれが死んだ。入院した。そんな話を婆さんたちが一日中して…
www.youtube.comどうも。個人的な事になりますが、『ニッポン戦後サブカルチャー史』などで知られる宮沢章夫氏が9月に亡くなっていました・・・(T_T)先ほど、テレビの中のテレビ欄を観ていて知りました・・・。www3.nhk.or.jp ja.wikipedia.org0
怪しいなワァルド頃が好きだった照れ放題で寝不足だった f16.aaacafe.ne.jp web116.jp 揉み消しが上手い西村金払え西和彦は大人毛無いな youtu.be もっと毛が無いのは、ソンマサヨシと膵臓癌で死んだ林檎屋 馬鹿であれ!腹ペコであれ! haken.issjp.com 昔俺北区のヲタク自称だ世紀末迄6年前に togetter.com
youtu.be数日前にちょっと気持ちが重くなるような案件があった。私自身が直接関わった話ではないけれど全く関係がないわけではなく、そういう時ってどの程度踏み込めばいいのかわからなくて、それもちょっとモヤモヤする原因でもあり。渦中の相手に「もっとこうすればいいのになんでそういうことしちゃうんだろう」なーんて思うから、もどかしい。 でもこういう事が起こるとやっぱりどう考えても「自分がどういう心持でいたか」というのがあからさまにわかっちゃうんだよな。なんだよ、私だって〇〇じゃないのよ、ってなる。しんどいけれど、自分を振り返り見直すいい機会になる。 ここで気をつけているのは自分を責めないこと。といっ…
宮沢章夫さんが逝去。 朝のNHKラジオ「すっぴん」の氏は、日本最高のパーソナリティーだった。 あきらかに嘘だとわかる嘘をつき続け、アンカーの藤井彩子さん(この人もまた唯一 無二の女子アナ)に「嘘をつかないでください」と至極真っ当な対応をされるくだりは 途方もなく面白かった。活舌悪し、自分で書いた台本を忘れ、記憶間違いをし続けて、 プロヂューサーはよくこんな人を選んだものだと心底感心したものだ。 まったく惜しい人を亡くしてしまった。お悔やみ申し上げる。 http://tkn203s.starfree.jp/
【ご報告①】かねてより入院療養中だった宮沢章夫が、9月12日、うっ血性心不全のため都内の病院で永眠いたしました。65歳でした。ここに生前のご厚誼を深謝し、謹んでご通知申し上げます。→ pic.twitter.com/6uczMIM0BO — 遊園地再生事業団 (@u_ench) 2022年9月20日 それにしても眠い。さよなら。宮沢章夫 — 宮沢章夫(笑ってもピンチ) (@aki_u_ench) 2022年8月20日 留守電だった。みんなに伝えてくれと吹き込む。さらにかろうじて連絡がつく大学時代の友人の女性にも連絡した。広げてくれると約束してくれた。このあと僕は入院してしまうが、死なないように…
そっくりsokkuri.net 宮沢章夫が死去した。こころから、哀悼の意を表します。ところが、私は宮沢章夫と鈴木おさむを混同していた。 宮沢の訃報を知り、妻の名前が千景さんとなっていて、森三中の大島美幸ではないことを知って、いままでこの二人を混同していたことに気づいた。 宮沢は、早稲田大学で暴力事件を起こし、大学教授の職を2か月、停職になり、岸田戯曲賞の選考委員を辞職していた。 早稲田大は19日、大学主催のイベントの際、構内で学外関係者に暴力を振るったとして、文学学術院の60代の男性教授を停職2カ月の懲戒処分にしたと発表した。 大学によると、教授は2018年9月、イベントの手伝いをしていた関係…
youtu.be 糖質制限食事メモ。 音楽とともに。食べ物と音楽の関係性は全くなし。 9/20 朝なし昼・棒棒鶏サラダ・つくね・ロールキャベツスープ 夜 ・醤油ラーメン・キャベツサラダ・納豆間食・コーヒー牛乳9/21朝・フルグラ(糖質カット)昼・お弁当(サラダ、玉ねぎバターの玉子焼き、 ソーセージとキャベツのミートソース炒め)・中華サラダ 20日の間食は朝抜きにして低血糖でふらついていた私を見かねて上司が「糖分取るならこれ!」と咄嗟に買ってきてくださった。お優しや・・・。甘っ甘の糖分の液体を体内に注入することに罪悪感を感じつつありがたくいただきました。フルグラの糖質カットはコストコにあったので…
宮沢章夫 さん 劇作家、小説家。演出家。 1956年(昭和31年)12月9日、生まれ。2022年(令和4年)9月12日、死去。 訃報 宮沢章夫氏が死去 劇作家、演出家: 日本経済新聞 劇作家の宮沢章夫さんが死去 65歳 竹中直人さんらと演劇ユニット | 毎日新聞 宮沢章夫さん死去 劇作家「ヒネミ」、65歳:時事ドットコム 劇作家、演出家の宮沢章夫さん死去 「ヒネミ」「砂の国の遠い声」:朝日新聞デジタル 演出家の宮沢章夫さん死去、うっ血性心不全 65歳 所属劇団「遊園地再生事業団」が発表 - おくやみ : 日刊スポーツ 宮沢章夫さんが死去 劇作家、文筆でも活躍 - 産経ニュース 劇作家の宮沢章夫…
作家の宮沢章夫さんが逝去されたというニュースを見て、宮沢ファンだった私はただただ寂しく残念に思う。 宮沢さんのエッセイは本当に視点が独特で興味深くて面白くて、洒脱で、それでいて嫌味がなく、人を傷つけない、明るく晴れやかな文章で大好きだった。 私は20代の、今思えばいつも常に寂しくてメンヘラチックな、感情のアップダウン激しすぎる日々において、宮沢さんのエッセイを読んで大笑いして、一瞬でも憂鬱を忘れさせてもらえたこと、あとは悩みすぎずに「まずは目の前の出来事を面白がる」事が大切と教えてもらえたと思う。 最初に宮沢さんのエッセイの虜になった『牛への道』(←笑いすぎて涙が出た思い出)、その後も『わから…
宮沢章夫は考える。人はなぜ「きょうは中華って感じじゃないんだよな」と思ってしまうのか。「って感じじゃない話法」には、何かの力があると考える。また、宮沢章夫は思う。あたりまえのことを口にする人がいたらいいなと。そこから想像はひろがり、こんなことを言う場面を思い浮かべる。「飴をなめながらパンを食べると食べづらいね」思考することで生まれるゆるやかな笑い。笑うことではじまる新しい思考。分かりやすいけど深遠な文章。世界の見え方をちょっぴり変えてくれそうな視点。宮沢章夫がのこした、傑作エッセイ。シティポップ論や1万字に及ぶロングインタビューも併録。劇作家、演出家、小説家とマルチに活躍した宮沢章夫が、生前に…
思い立って、作家になりたいと思い始めている。 いきおい私は今年で40歳だ。 何を夢を見ているんだ。現実を直視しろよ!という手厳しい言葉も このご時世方々から飛んできそうだ。 けど、色々と思考を巡らせた結果なので、何卒ご容赦願いたい。 ただし、のっけから躓きかけている。 私は自分でいうのもなんだが、結構な陽キャである。 学生時代は、運動神経抜群、頭脳明晰なタイプだった。(というか自分で言っちゃうあたり、陽キャというよりもむしろイタイ奴だ。) 中学校時代などは、サッカー部だが、同時に陸上部に狩りだされるタイプだった。 オタクからヤンキーまで友達はたくさんいた。 浪人時代を含め、腐っていた時期がない…
んー。どうしたかったこれ?装置(美術:松岡泉)はきちんと仕事をして、秘密を解き明かしているのに(上へあがってゆく階段と、それと対称な「下」へとさかさまになっている階段)、肝心の芝居は?今まで何も起こらず、今も変わりなく、これからも何も起きないであろう砂漠を、監視する任務についている男たち。男たちは淡々と会話しながら、淡々と日々を過ごす。そして、幾人かは行方不明になり、帰ってこない。 細かい角度のずれが数限りなくついている会話の、その鈍角を精密に感知すること抜きに、いきなり紙風船みたいにぜーんぶまとめてじょうずに「球」にするの無理だよ。ゆるい。一考を要す。こうもり傘が柄を上にしておかれるのは、世…
大阪で打ち合わせを終えて東京に帰ってきた。羽田行の飛行機を取ったつもりが成田だった。 都心の上通らないかな、もう南風じゃないから無理か、などと思っていたが南風とかそういうレベルではなかった。ダイバート(緊急の行き先変更)してくれないと無理だ。 成田からスカイライナーで日暮里に出て、池袋で宮沢章夫作『砂の国の遠い声』を観る。影響されすぎていて恥ずかしいので秘密にしているが、宮沢章夫に影響されている。演劇はかっこよく面白くて得体が知れなかった。憧れる。 --- 飛行機から気になった場所の写真を撮って、帰ってきたらそれがどこかを調べている。どんなに忙しくても眠くてもやる。いちばんの趣味といってもいい…
げんこつ団『1/0』ゼロ分のイチ@小劇場 楽園 げんこつ団『1/0』ゼロ分のイチ@小劇場 楽園を観劇。公式サイトの「略歴」に「女子美術短期大学在学中の吉田衣里 “現・一十口 裏(いとぐち うら)” が、付属高校から続いていた”げんこつ団”を受け継ぐ形で校内公演活動開始。1991年に在学中ながら校外劇場での活動を開始し、この年を活動開始年とする」とあるので、今年で劇団発足33年。一十口 だけでなく、中心俳優で振付も担当する植木早苗や春原久子ら初期から参加しているメンバーも健在で、女性だけの劇団であり、それが30年以上活動を続けているのは驚異的なことではないかと思う。 実はちょうど25周年の時だっ…
どんな本 笑いながら考える。世界の見え方がちょっぴり変わる。宮沢章夫がのこした脱力と思索のエッセイ。(巻頭帯より) 感想 新書コーナーに並んでいてふと手に取った一冊。著者はすでに他界。なんともユーモア溢れる思索と文体。こんな風に世の中を面白おかしく見ることが出来る余裕ある大人になれたらどんなに良いことか。 表紙 要約・メモ (あたりまえのことを言う) 電気をつけると明るいね 飴を舐めながらパンを食べると食べづらいね 鼻にものを詰めると息が苦しいね 何を詰めたんですか?豆だよ (コンビニエンスストア-) 喪服が来たよ 厚切りトーストをいつも頼む私はこう呼ばれているのではないか、厚切り 厚切り、ま…
週明け、地方に行った後は、なんとなく東京での通常の仕事に身が入らないのだけど、そんな余裕もなくやらねばならないことが多く、ワタワタとする。2024年の夏以降の話や、なんなら2025年の仕事の話なども出てきて、時間感覚がわからなくなる。目の前の仕事と、遠い先の仕事。どちらも大切だけど、ひとまず、目先のやらねばならない仕事をつぶしていかねばならない。 すっかり映画を観る余裕も無くなり、久しい。そんな最中、松竹シネマPLUSシアターというyoutubeアカウントで、松竹映画の数々の予告編や、無料で期間限定で観れる映画があったり、興味深い。ちょっと前まで「GONIN」をやっていた。 事務作業ばかりをや…
きのうもおとといも日記を書かなかった。キチガイじみたものにしたいので、もっと量産、宮沢章夫『時間のかかる読書』では、 「狂人の文章の特徴は、句読点も改行もないことだ」 と横光利一「時間」のなかに書いてあるみたいで、また日記を書かない言い訳を考えている。時間がないとか、日記を書くより本を読みたい、日記を書かなければその時間を読書にあてられるじゃないか! 名案! 名案とは「なんとすばらしい言い訳だ!」って意味だけど、けっきょく、日記を書かなくても本は読まないから、けっきょくスマホをいじって終わってしまう。スマホいじるよりは本読みたいよね〜。そだね〜。 東海オンエアの最近のトラブルというかごたごたに…
内容がむずかしい本は、いったん読むのをストップした。もうそろそろいいかげん、小説が読みたい。しかし積読の棚をみてみると、なかなか重めのラインナップ……。 こう、なんというかね、いやすべて自分が読みたいと思って買ったものなのですが、ひかくてき集中力を要する本ばかりだね……。マルクスとかカントとかはもう、「せっかく人間に生まれてきたのだし、死ぬまでに一ページでも読んどいたらいいかな、むしろ買っただけでもうじゅうぶんかな」とかそういうレベル。 さてこのなかのどれを読もうか、十分くらい考えてこちらにしました。 いつどこで買ったのかなにも思い出せない。横光利一の「春園」、いやいつかはね、ぜったい読もうと…
つづきです。 こちらは劇作家の宮沢章夫さん。 P153 岡村 80年代は、人気バラエティや深夜番組、ラジオ番組もたくさん担当していらっしゃったでしょ。 宮沢 でも全部やめました。・・・仕事を全部やめて、マダガスカルに行っちゃった(笑)。逃避行ですね。 岡村 なぜ仕事を全部降りようと? 宮沢 飽きたからなんですね、これが(笑)。もっと違うことをやりたいと思ったんでしょう。それが演劇だとはその頃は思ってなかったけど。 岡村 なぜマダガスカルへ? 宮沢 どうしてもマダガスカルに行きたいという気持ちはまったく。日テレで一緒に仕事をやってたフクマというディレクターがいたんですが、彼はバックパッカーだった…
9/28 (木)19:30 - 21:30 やついいちろう×トミヤマユキコ「宮沢章夫を思う脱力の夜」『きょうはそういう感じじゃない』(河出書房新社)刊行記念 本屋B&B https://bb230928a.peatix.com/ きょうはそういう感じじゃない 作者:宮沢 章夫 河出書房新社 Amazon それこそ青春というやつなのだろうな 作者:やついいちろう パルコ Amazon ラブという薬 作者:いとう せいこう,星野 概念,トミヤマ ユキコ リトル・モア Amazon
7月30日、宮沢章夫 著『長くなるのでまたにする。』(幻冬舎文庫)を読む。本書は劇作家の宮沢章夫が15年に発表したエッセイ集を文庫化したもの。著者は昨年の9月に亡くなったが本書は追悼企画ではなくトミヤマユキコの解説も著者の精力的な仕事ぶりを身近で観察し賞賛している。勝新太郎と同じ65才で死去した著者の生きざま(という表現は不似合いだが)はどこか勝新にも通じるものが。自分にしかできない仕事をやり続けてすっかり消費される前に舞台を去った後ろ姿が。演劇もやっていれば大学で教えてもいる合間に書かれたエッセイはいつも切羽詰まって発信されながらもちゃんと面白い。そのドタバタぶりに読者の方も乗せられていたと…
朝、快晴。まだまだ暑い。見上げると夏の雲で高いところまで雲が広がっている。少し歩くだけで汗が噴き出てくる。 事務作業その他。仕事で、とある電話。物凄くしっかりしていると思われた人に意外なほころびがあり、なぜ、そんなことをしてしまうのだろうと傍から見ると不思議で仕方がないが、当人にとっては、どうしてもそうせざるえない何かがあったということなのだと思う。悩ましい。 仕事を終えて暗くなってから事務所を出ても、まだまだ蒸し暑い。9月中旬とは思えぬ暑さ。帰りに渋谷で焼き魚の定食を食べて、カフェへ。本当は読書をしようと思ったのだけど、あまり集中力が続かない。 劇作家・演出家のケラリーノサンドロヴィッチさん…
FIBAバスケットボール・ワールドカップ(沖縄市,2023年8月25日〜9月10日)の順位決定リーグで日本はカーボベルデに 80 - 71 (17-19, 33-18, 23-18, 7-16) で勝ち,アジア最上位の19位となり,1976年モントリオール大会以来48年ぶりの自力でのオリンピック出場を決めた。 第3Qが終わって,73 - 55 と18点差で楽勝かと思わせたが,第4Qは7分すぎまで得点がなく,3点差まで縮められた。最後は9点差まで持ち直しなんとか逃げ切った。 この試合の最後,河村がボールをキープし,タイムアップと同時に渡邊雄太にウィニング・ボールを渡す。渡邊は日の丸を纏い,ボール…
宮沢章夫氏が急逝(心不全・65歳没)されて、この9月には1周忌を迎える。 劇作家、演出家が本職で小説も発表されていた。 この8月に最後の著作?が発行された。ブログ標題の本である。 私はふとしたきっかけで彼のエッセーのフアンになった口である。 「牛への道」「アップルの人」「考えない人」「彼岸からの言葉」「わからなくなってきました」「よくわからないねじ」etc一連の著作は読んでいて思わず吹き出しそうになってしまったりした。今ではどの本を最初に読んだのかさえ定かではない。 彼の数あるエッセーのなかで最大の傑作は「時間がかかる読書」と「資本論も読む」の2冊が双璧だろうと私自身は思っている。 とにかくど…