テレビ番組。連続ドラマ。
東京放送(現TBS) 1977年6月24日〜9月30日放送
山田太一原作·脚本
八千草薫・杉浦直樹·中田喜子·国広富之·竹脇無我·津川雅彦
水害により家屋が浸水の危機に瀕する。家族は家族の写真が載ったアルバムを持ち出そうと…。
皆さんはテレビドラマ「岸辺のアルバム」をご存じでしょうか? 今から46年前、1977年に放映された昭和の古いテレビドラマです。当時、画期的なファミリードラマとして賞も取得した名作です。 原作・脚本は山田太一。 後に「ふぞろいのリンゴたち」が大ブームになるドラマ作家です。 先月まで日本映画専門チャンネルでやっているのを見つけて、懐かしかったので後半からですが改めて観ました。 あれ、こんなんだったっけ?と、再発見もありつつ、面白かったです。今でも色褪せない重厚なドラマがそこにはありました。 このドラマは1974年に発生した多摩川の堤防決壊の水害がきっかけで書かれたものです。 堤防のそばにあった多く…
2022年8月13日 金曜日 拝、灰、廃人なれど 獰猛どうもう です。 中高年の星☆爺婆の太陽 の静吉プレゼンツでございます😍 いやあねえ、夏になれば祭りと台風は日本の風物詩なんて言っていられないほど年々台風被害は大きくなっている。 今夏も台風8合が関東地方に接近どころか上陸する可能性もあるとかです。 夕方6時頃が最も関東に近づく頃で、上陸する可能性があると屋上の植物の避難作業をしなきゃならなくなるので嫌だなあ。 例年台風が日本列島をクリーニングしているので日本はいつも綺麗な状態でいられる国って感じがする。 河川の汚れも台風一過でクリナップされる。 ここから慣用句やことわざとして【水に流す】と…
www.youtube.com 山田太一原作・脚本 「岸辺のアルバム」全15話 おれはこのテレビドラマを20代の時に観た。 それを今日、数十年ぶりに観返したのだ。 一つ一つのセリフが的確で活き活きしている。 今でも、少しも古くなっていない。 まぎれもない名作だと改めて感服した。 主人公(八千草薫)の友達が、死期迫る病室のベッドで語る言葉に、当時のおれは激しく胸を突かれた。 「今こうやってると、よく男を買ったねって、自分をほめてやりたいくらいなの。あの事がなかったら、わたしの一生って何だったんだろう。心が沸き立つようなこと、何にもなかったんだもん。あいつを買った時だけ、わたし血が燃えるような気が…
山田 あの頃は、一生懸命働けばそろそろみんなにもマイホームが手に入るという時期になってきて、でもまだ入らない人も随分いたわけです。ですから「マイホームのために働いているんだ、文句言うな」と言えば、結構まだ通用した時代なんです。しかし、奥さんが少しその大義名分にうんざりしてきた時期でもあるわけです。でも、それは全然テレビでは反映されていなかったということもありまして、(『岸辺のアルバム』〈1977〉では)戦後の日本人が獲得したものと失ったものを大体整理して、一つの家庭の中に集約して書ける時期にあったんです。
こんばんは。デラシネ(@deracine9)です。 本日は、テレビドラマの主題歌、挿入歌の特集をします。 これは、数が多過ぎて、絞るのが難しい。 それで、今回は、懐かしドラマ編として、お送りします。 そのまえに、1曲、新しめの曲を。 最近の曲では、とても気に入ってます。 花束を君に 宇多田ヒカル 花束を君に 宇多田ヒカル 歌詞 vimeo.com 花束を君に 宇多田ヒカル J-Pop ¥250 provided courtesy of iTunes 花束を君に アーティスト: 宇多田ヒカル 出版社/メーカー: Universal Music LLC 発売日: 2016/04/15 メディア: …
【演技について】 和田「山田さんの最近の作品を見まして、若い役者さんがみんな同じトーンで話すというか、何でこんなふうになってるんだろうと」
【『岸辺のアルバム』(2)】 山田「シナリオ学校の先生方が言うようなリアリティにしびれることもあるでしょうけど、それじゃ物語の意味がないって人も当然いますね。それぞれにいい作品と悪い作品がある。ほんの短いのでもずっと後に残っているとか。
【和田竜と山田太一 (2)】 和田「バトルものでテーマが両立している作品をつくりたいと。大学4年生でシナリオ講座に通って教わったんですが、映画は面白くしちゃいけない、面白いのは低俗で、波風のないものが高級と教えられた気がして。ぼくは『ターミネーター』(1984)ですから、ぼくの面白いと思ったものが全否定された気がしたんです。受賞作(のシナリオ)を読んでもつまらない。
奥田 物語をつくる際、どこか他者の視点を入れることを心がけてらっしゃるんですか? 山田 そうですね。年代というものは人間をかなり規定している。ですから若い人たちの姿を描くのに、別の年代も同じくらいの水準で入れていかないと、主役である若者たちの描き方が平板になってしまうような気がして。 奥田 なるほど。『男たちの旅路』でも桃井かおりと水谷豊さんがすき焼きを食べてて、「もっと食べろよ」「だれかがいると私あまり食べられない。一人だと食べられるんだけど」というやりとりがあります。高校生の頃は何とも思わなかったのに、大人になって脚本を読み返すとこの箇所が胸に沁みる。僕も人と一緒にいると緊張して食べられな…
続いて「仁義なき戦い 広島死闘編」へ。昨日3作まとめて撮ったのかなと思ったけど、違いそう。2作目は明らかに1作目よりお金かかっている。後、1作目は銃で何発も撃つ、撃たれている人はもがき苦しむというのが、2作目だと一発で決着着くようになっている。梶芽衣子さんが素敵。めちゃくちゃ目を引く。これがオーラというやつか。村岡組の松永も目を引くので調べたら、成田三樹夫。名前は知っていたけど、初めて見た。山城新伍が幼馴染のお父さんそっくりで笑っちゃった。山守組の姐さんが相変わらず図太そうで安心した。梶芽衣子演じる靖子の夫は特攻で戦死している。山中が付き合おうとすると、靖子が組長の姪であることもだけど、特攻で…
TBS 1969年7月15日 あらすじ 鶴 亀次郎は裸一貫からたたき上げ、一代で築いた建設会社の社長である。ワンマンで頑固一徹な亀次郎は子どもたちに"おやじ太鼓"とあだ名を付けられている。この"おやじ太鼓"、朝は5時に起き、夜は8時になるともう寝てしまうが、起きている間は鳴り通し。そんな亀次郎をさらりとかわす7人の子どもたちに比べて、損な役回りはお手伝いさんたち。ひと言多いばっかりに、毎日カミナリを落とされる。 木下恵介生誕100年 木下恵介アワー「おやじ太鼓」DVD-BOX<8枚組> 進藤英太郎 Amazon 2023.9.21 BS松竹東急録画。12話からカラー。DVDは第1部の39話まで…
「オマージュ」、感想にはネタバレあり。 映画監督のジワンは、最新作の動員数が振るわず、会社も傾き、新作製作の目途が立たない。家では夫が急に生活費を入れないと宣言し、大学生の息子は大学を辞めると言い出す。ある日、後輩から60年代に女性監督が撮影した映画が見つかり、その修復作業の仕事を紹介される。 ジワンは、調査を進めるうち、内容に不自然なつながりがあり、作品に一部がかけていることに気が付く。担当職員から監督の娘を紹介されたジワンは、娘を訪ね、監督が亡くなる直前まで過ごしていた部屋に案内してもらう。監督はそこで次回作の構想を練っていたという。部屋には監督の帽子とコートが残されていた。それを身につけ…
3連休が終わってしまった。次は10月か。 土曜日は午前中に病院があって、その前に図書館で本借りて、待ち時間にそれを読む。でも、空いているので会計まで40分位で終わり、あんまり読めない。ここはコロナ禍前は1時間は越えていて、コロナ禍で半分くらいの時間で終わるようになって、5類になって戻るかと思ったけど、今のところ戻らない。明日行く眼科も、同じなんだよね。この眼科はコンタクトレンズ処方の外来が多くて、私もそれで通うようになったんだけど、コロナ禍になってから、その外来が減ったと思う。コンタクトの場合、店からファイル渡されて、それを受付に出すから、分かるんだよね。コロナが落ち着いたら(実際には落ち着い…
「岸辺のアルバム」、繁が全部ぶちまけてしまう。その前に繁は謙作に、則子が渋谷で男と腕を組んで歩いていたと言って、反応をみるんだけど、謙作は取り合わない。それを知った雅江は、子どもの前だから平気な態度をしているけど、お母さんと二人になったら何するか分からないと言う。それを聞いて慌てて家に帰った繁だけど、雅江の言うようなことは起きておらず、2人は笑って話していた。それを見て繁は、ついに抑えきれなくなったか、全部ぶちまけてしまう。3人とも平穏な暮らしを続けるために、偽って我慢していたんだと思う。だからなんてことするんだと思うと同時に、全部背負わされちゃった繁がかわいそうだったなという気持ちもある。こ…
TBS 1969年6月10日 あらすじ 鶴 亀次郎は裸一貫からたたき上げ、一代で築いた建設会社の社長である。ワンマンで頑固一徹な亀次郎は子どもたちに"おやじ太鼓"とあだ名を付けられている。この"おやじ太鼓"、朝は5時に起き、夜は8時になるともう寝てしまうが、起きている間は鳴り通し。そんな亀次郎をさらりとかわす7人の子どもたちに比べて、損な役回りはお手伝いさんたち。ひと言多いばっかりに、毎日カミナリを落とされる。 木下恵介生誕100年 木下恵介アワー「おやじ太鼓」DVD-BOX<8枚組> 進藤英太郎 Amazon 2023.9.14 BS松竹東急録画。12話からカラー。DVDは第1部の39話まで…
「岸辺のアルバム」、謙作(前回漢字間違えてた)の仕事が東南アジアからの女性の輸入って、ちょっと想像もつかなかった。ドラマの題材になるということは、当時こういうことがあったってことだよね。今は逆。少し前にインフルエンサーの女性がアメリカに入国できなかったって話題になっていたけど、背景には日本人女性が海外で売春したり、現地の人と結婚してそのまま永住権を取るのが増えているのでそれを警戒しているらしい。繁は絢子から話を聞いて知るし、同じころに則子がまた北川と会っていることを知る。律子のことを知っているのは家族で繁だけで、繁自身も神さまは僕に受験勉強をさせない気かと嘆いているけど、かわいそうになってきた…
「小公女」を見た。感想にはネタバレあり。ミソは家事代行として働き、楽しみは煙草とウィスキー。家主から家賃の値上げを告げられたミソは、煙草・ウィスキーと家賃を天秤にかけ、家を諦める。ミソはスーツケースとリュックに荷物を詰め、学生時代のバンド仲間の家を転々とする。 ミソが訪ねていくバンド仲間の現在が様々で、激務で体を壊していたり、結婚相手とその親にこき使われていたり、結婚8ヶ月で妻が出て行ってマンションのローンだけが残っていたり。年齢設定は分からないのだけど、イ・ソムが1990年生まれで、映画製作年の2017年に27。30前半としても、あんなに白髪になるかなと考えてしまった。でも、30前半で白髪を…
金曜日有休で、目の手術を受けてきた。手術自体は10分くらいだけど、検査して説明受けて何種類か目薬して、会計終わるまで1時間半くらいかかった。先月手術日程決めるときには、両目するつもりだったんだけど、3割効果がないと聞いて、まず片目やって、効果あったらもう片目することにした。片目3万、両目で6万。両目一気にやって効果なかったらもったいないと思ったから。それなくても片目にしてよかったかも。この後買い物して、カフェでコーヒー飲んで休んでから帰ったんだけど、夜ものすごい疲れが来たんだよね。 平日だったのですいているだろうと、店員がマスクしなくなって遠ざかっていたお気にいりのカフェに行ってきた。空いては…
台風13号は熱帯低気圧になったのだけれど、それはくくりが変わっただけで、急に勢力が衰えるわけではなく・・・。 今朝もずっと霧雨が降っていました。(けど自転車(TREK DS)で出かけてみました) 多摩川を府中四谷橋から観察してみると、かなり増水している感じ。 自分が子供の頃は堤防ギリギリまで増水していたと思うのだけれど(cf. 「岸辺のアルバム」)、その頃に比べたらだいぶ余裕があると思います。 治水に関していろいろ改善されているのでしょうね。 ま、それよりも驚いたのは河川敷がジャングルになっていたこと。 台風が来ても、この辺りまで水が来ることは殆ど無くなったのでこんなに茂っているのか? この中…
「想い出づくり。」見終わった。のぶ代は両親からも断られて泣いている中野を見て、結婚してもいいかなと思いなおす。それには2人もさすがに呆れるが、人から呆れられても非難されても自分のこうしたいを表明できるのぶ代は、すごいと思う。ただ、それと中野との結婚がいいことかどうかは別。のぶ代ははっきり意見できるし、結婚して1ヶ月で2人と会うのに東京出てきているし、のぶ代の性格からいって2人会うことを言わないで出てくることはしない気がするから、立てこもり事件起こしたのに会うのOKしたのかと思うと、中野も少しは変わろうとしているのか、と書かれていないこと想像していた。そのくらいのぶ代には幸せになってほしい。 久…
「想い出づくり。」関係を持った後の中野の態度の豹変から、のぶ代は婚約を解消すると言う。香織と久美子は応援してくれるが、両親と仲人の社長が許さない。のぶ代は結婚するまでは寝ないと決めていて、それも伝えたが、中野は聞き入れなかった。結婚するまで処女でいるべきという考えは全く持って賛成はできないけど、のぶ代はそう決めていたんだから、尊重すべきでしょう。香織にも久美子にも打ち明けられないけど、香織は察してくれて、泣いてしまうのぶ代がかわいそうだった。結局断り切れず、結婚式を迎える。その当日、のぶ代たち3人は控室に籠城する。のぶ代は結婚はしない、香織は両親に結婚しろと言うな、久美子は根本に働けという要求…
TBS 1968年8月20日 あらすじ 秋子がオーストラリアへと旅立った。亀次郎は秋子の見送りに行った愛子たちを家で待っていたのだが、一向に帰ってこない。結局のところ、飛行機が一時間半も遅れてしまったということだった。その翌日、唐突に亀次郎が、子どもたちを連れて北海道へ行くと言いだした。 木下恵介生誕100年 木下恵介アワー「おやじ太鼓」DVD-BOX<8枚組> 進藤英太郎 Amazon 2023.8.24 BS松竹東急録画。12話からカラー。 peachredrum.hateblo.jp 鶴家 亀次郎:進藤英太郎…大亀建設株式会社を一代で立ち上げた。2月5日で61歳。 妻・愛子:風見章子…5…
8月11日金曜日 曇り。ひき肉玉ねぎ人参のミートソースパスタ。明日からしばらく雨予報なので洗濯を2回。Sは往来座へ。絵。那覇のMさんとライン。台風は去ったがまだ野菜と卵が買えないとのこと。夜、往来座へ。ウーロンハイ。鎌倉帰りのru先輩、今日で仕事終わりのmiくん。miくんは明日からお盆休みとのこと。ru先輩は「海街diary」に出てくる江ノ島の食堂でアジフライと生シラスを食べてきたとのこと。スラムダンクに出てくる江ノ電の踏切には中国人がたくさんおり桜木くんのユニフォームを着ている人も。弦巻通りのまいばすけっとで買い物。夕飯は、まいばすで買った豚汁の具で味噌汁、まいばすで買った冷凍ハンバーグとじ…
TBS 1979年8月2日 あらすじ 舞台はわんこそば屋の“伊和田”。 亡き夫の法要の日から始まる。 母にすればこの日に跡継ぎを決めてしまおうと長男の遺産相続と3人の娘たちの遺産放棄を提案する。 だが、長男の嫁はお店の跡継ぎを拒否する… 2023.8.16 BS11(イレブン)録画。 peachredrum.hateblo.jp 主な登場人物 伊和田(いわた)家 わか(京塚昌子)…わんこそば屋「伊和田」の女主人。 * 福太郎(小野寺昭)…長男。家庭裁判所の調査官。 亜紀(長山藍子)…長男の嫁。「伊和田」の若女将。息子が2人いる。 * 高子/こうこ(結城美栄子)…長女。元・レコード会社のプロデュ…