団塊の世代、バブル世代、ゆとり世代、Z世代など、生まれた年代で括った世代名が付けられてきました。その中で最も「不遇」とされているのが「氷河期世代」でしょう。 氷河期世代は1970年~1982年ごろに生まれた世代を指し、この世代が就職活動を行っていた1993年~2005年ごろは就職難で、「就職氷河期」と呼ばれたことからこの世代名が付けられています。私自身も1976年生まれで、この世代のど真ん中です。ちなみに私は2000年の新卒に当たり、この年の新卒求人倍率は0.99倍で最も求人が少ない時期でした。 この世代が「不遇」と言われるのは ①大学全入の現在とは真逆で、厳しい受験戦争を乗り越えなければ大学…