少女の心の成長を感じ、最後まで愉しむ! 『宮部 みゆき』さんの『英雄の書』という冒険 小説を読んでみました。 ネタバレしますが、冒頭を少し紹介しますと…『森崎 有理子』は、小学5年の女の子。両親と 中学2年の兄、『大樹 (ひろき) 』の4人家族。 大樹は、成績優秀、スポーツ万能で、妹思いの 頼りがいのある兄でしたが、学校で、同級生を 刺し殺して、行方不明に…。両親も、警察も、 必死に探したが、見つからなかった。 周囲から冷たい視線を浴びて、学校に行けなく なった有理子は、兄の部屋で『アジュ』という 1冊の本に話しかけられます…😱 大樹が、大叔父『水内(みうち)一郎』の別荘で 『英雄の書』の写本…