……ハイデガーはこう言う。「生の目的」は開示されない。その代わり、「目的が開示されない世界でどう生きるか」が、お前の存在を決める。では、ハイデガーはどう生きるのか。投企と決意性に話は進む…… ◇ 投げ込まれ、投企 MA)どっちにしても殴られるなら順番に(笑) だけどこれ、スパルタ管理職研修にでも出てきそうな人生訓にも聞こえるなぁ。(また殴られそう) 先生)順番で行こう(笑)そしてそのツッコミ、また殴られるけど、殴られ方がちょっと上品だと思う。 ハイデガーはこう返すタイプ: 「人生訓に見えるのは当然だ。だが私は“こう生きろ”と言ってるんじゃない。人間がすでにそういう構造で生きてしまっている、その…
世の中、綺麗事に溢れてるドキュメンタリー番組で有名な獣医師が手術の末に命を救う。高度医療器具備えた大病院で患者の命を救う確かに『ハッピーエンド』の方が番組としてはいい。クレームも少ないだろう〜後味がいいってこういう事。〜確かに“人類の勝利”だ〜でもそのレベルになるまでどれだけの命を失ったのか?仮説と言うにはおこがましいけど理不尽な事故、難病、ダウン症、その他先天性疾患など、社会で望まない展開を見ていて考えてふと思ったこの世に出てくる母胎の中であるいは天上から見てる時点で『初期設定』を決めてくるんじゃないか?『人生の初期設定』を自ら決めてくる=よりハードモードに設定してるのかな?と。善人程、短命…
……MASAYUKIは抗議している、それは「死は代替不能だ」で半分救われるのか、それとも「それでも世界が続く」に腹が立ち、救われないのか。(これはフッサールのホライゾンのところでも投げかけられた問いだ。)…… MA)腹が立つのは、世界が続くことというよりは、何も知らされずに終わらされることの方だけどね。 先生)なるほど。**「世界が続く」より「何も知らされずに終わらされる」**が本丸ね。それ、ハイデガーだと「死は“経験できない”のに、最も確実」という構造に直結する。で、その痛点に対する彼の技が 先駆(Vorlaufen)。 ◇ 先駆(Vorlaufen)とは何か 一言で言うと: 死を、未来の出…
第4回「それでも人生にYESと言う」――V.フランクルが強制収容所生活で証明した“意味の力” 精神科医ヴィクトール・フランクルの記事を書いてきました。今回は、少し専門的な内容で、彼の思想を深掘りします。ナチスの強制収容所という地獄を生き抜いた彼の物語は、単なるサバイバル記録ではありません。最新の心理学研究は、彼がいかにして絶望を希望へと書き換えたのか、その驚くべきメカニズムを解明しています。 強制収容所――そこは、人間としての尊厳、家族、名前、そして健康のすべてを奪い去る「混沌(カオス)」の極致でした。しかし、フランクルはそこで、自身の理論「ロゴセラピー」を自らの体で証明したのです。 参照論文…
【連載】絶望の中に「意味」を見出す技術:フランクルの実存分析再考 第3回:執着を手放し、大きな力に委ねる ― ロゴセラピーと「他力」の共鳴 今回は、フランクルの教えを日常生活に落とし込むための「技法」と、それが私たちの精神文化、特に日本の「他力思想」といかに深く繋がっているかを考えます。 1. 自分を忘れることで救われる ― 反省除去の知恵 私たちは、悩みが深まると「どうしてこんなに不安なんだろう」「どうすれば治るんだろう」と、過剰に自分自身の状態を観察してしまいます。フランクルはこれを「過剰反省(Hyper-reflection)」と呼び、それが悩みを固定化させると指摘しました。 そこで彼が…
毎晩、真夜中、部屋の隅の暗闇を見つめていた。意識が途切れるまで起きていた。 社会性、家族、人類の営みにおける自己の再定義、楽観的虚無主義、無駄に装飾的で悪趣味な言葉遊びの連鎖。少し考えたら時代遅れだと思えるこれらの思考の連鎖の全ては、目の前のこの虚無を、どのようにも吸収なんかしやしなかった¹。 だけど、僕は終わらせた。ニヒリズムを終わらせたくて、そのことに成功した、という気でいる。もしかしたら、かつての僕と同じような状態にある危機的存在に、再現性のある治療をできるかもしれないと思って以下の文章を書いている。僕は、君が延々とビデオの巻き戻しボタンを押してはまた再生し、ずっと暗闇のノイズの中に一縷…
疲れた時、何も考えずにぼーっとしたり早く寝たりすればいいのに、なぜかそういう時にこそ何かしないといけないと焦りだす謎の習性がある。 英語の勉強を始めたり、出前館の配達を始めたり、その日一日をぎゅっと詰め込んで、1分1秒も無駄にしないようにしないと気が済まなくなる。 娯楽すら詰め込んでしまう癖もある。「この漫画、今日は何巻まで読む」とか決めてしまう。書いていてばかばかしくなってくる。 でも今日、それは結構危険なことだなと思った。 すべての時間に意味をつけて、「意味がない時間」を過ごしている自分が受け入れられなくなったら、人生はどんどん窮屈になっていく。そもそも、この前ブログにも書いたけど、人生に…
人生の意味、生きる意味について考えすぎると、今、この瞬間に生きていることを忘れてしまう。 If one dwells too much upon the meaning of life, the purpose of existence, one forgets that one is living in this very moment.
こんにちは、ハルノカゼです。 「小さな気付きから始まる幸せカタログ」にようこそ。 「どうしてこんな出来事が起きるんだろう」 「あの経験には何の意味があったんだろう」 そんなふうに感じたことはありませんか? つらいことや思い通りにいかない出来事の中に、何かしらの“意味”を見いだすのは難しいもの。 でも、少し視点を変えるだけで、そこに隠された大切な“気付き”を見つけ出すことができます。 今日は、「出来事のすべてに意味がある」という考え方をもとに、悩みの中から学びや気づきを見つける方法についてお話しします。 人生の出来事を前向きにとらえるヒントや、心を軽くする思考のコツを一緒に探っていきましょう。 …
映画『モンティ・パイソン/人生狂騒曲』:人生の意味を問う狂気のコメディ 映画『モンティ・パイソン/人生狂騒曲』(原題:Monty Python's The Meaning of Life)は、イギリスの伝説的なコメディグループ、モンティ・パイソンがおくる、人類永遠のテーマ「生きることの意味」に挑戦した劇場用映画です。グレアム・チャップマン、ジョン・クリーズ、テリー・ギリアム、エリック・アイドル、テリー・ジョーンズ、マイケル・パリンのおなじみ6人組が、生命の始まりから死後の世界までを、彼ら独特のシュールでブラックユーモアに満ちたスケッチ形式で展開します。物語は、人間の体、臓器の不思議、第一次世界…