思い出

今年もまた、セミの声が騒がしくなってきた。梅雨明けを知らせるかのように、一斉に鳴き出すあの音を聞くと、不思議と心があの頃に戻ってしまう。 昭和50年代、小学生だった私の夏休みは、今思えば毎日が冒険だった。朝、ランドセルではなく虫かごを背負い、麦わら帽子をかぶって近くの神社へ向かう。アブラゼミ、ミンミンゼミ、ニイニイゼミ…どれも似たようで、それぞれ違った鳴き声。木の幹に目を凝らし、じりじりと近づく。あと少しで網が届く…と思った瞬間に、パッと飛び立つセミの勢いに、何度も悔しがったものだ。 友達と自転車を連ねて、用水路に魚を探しに行った。ペットボトルで仕掛けを作って、タナゴやドジョウを捕まえては、バ…

2018年4月、初版が発行された木皿泉の小説『さざなみのよる』。この本を誰が送ってくれたのか忘れてしまったぐらい積読の中に埋もれていた。 それはその年の５月に長年ガンと向き合ってきた親友が旅立ったから──本を読み進めるうちに友と重なって辛くて読み進められなかったのだ。彼女は、最後のあたりもうこれ以上の治療ができなくなってから やっと平穏が訪れた。「死ぬ気がしないよ」って笑っていた。「いよいよになったら○○〇を注射してもらってうつらうつら眠りながらあの世に旅立つから痛いとか怖いとかないみたい」酸素吸入をして腸閉塞を繰り返す頃、緩和ケア病棟に入った。急いで駆けつけると以前は、ふっくらしていた彼女の…

body { background-color: #fff4e6; /* アイロンのぬくもりを感じる淡いオレンジ */ color: #333; font-family: "Hiragino Kaku Gothic ProN", Meiryo, sans-serif; line-height: 1.9; padding: 2em; } h1 { font-size: 1.8em; text-align: center; color: #e06c00; /* 熱を思わせるオレンジ */ margin-bottom: 1em; } p { margin-bottom: 1.4em; } 木曜日だっ…

body { background-color: #fff9f0; /* やさしいオレンジ系の背景 */ color: #333; font-family: "Hiragino Kaku Gothic ProN", Meiryo, sans-serif; line-height: 1.9; padding: 2.5em; } h1 { text-align: center; font-size: 2em; margin-bottom: 0.5em; color: #e67300; /* オレンジジュースの色 */ } p { margin-bottom: 1.4em; } ドラッグストアで、P…

body { background-color: #f4fdf0; /* 爽やかな明るいグリーン系 */ font-family: "Hiragino Kaku Gothic ProN", sans-serif; padding: 2em; line-height: 1.9; } h1 { font-size: 2em; text-align: center; margin-bottom: 0.3em; } h2 { font-size: 1.2em; text-align: center; font-weight: normal; margin-top: 0; color: #555; } …

こんにちは！ 先日、次女イヌの保育園の卒園アルバムが届きました！ 最近の卒アルはおっしゃれ～！ 先日、保育園の次女イヌの卒園アルバムが届いたのですが、 個人ページがめっちゃおしゃれでビックリしました！！ なんか、超現代風だなと！ 見ていて楽しい気分になりますね～♪ ママウマが子どもの頃は、顔写真がただただ並んでいただけなのに・・・(￣▽￣) たくさんの思い出がたくさん詰まっていて、 次女イヌの宝物になればいいなと思います！ (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a]||function(){arguments.c…

こんにちは！ 今回は「お泊りで大騒ぎ🏠」という、さきちゃんの家に泊まりに行ったときに、はしゃぎすぎてしまったお話を書いていきます。 さきちゃんの家にはよく泊まりに行っていました。この日も泊まりに行ったのですが、夜になっても元気が有り余っていて大騒ぎ！ さきちゃんの家は5人きょうだいで、女・女・男・女・女の並び。女子4人は同じ部屋だったので、みんなで夜遅くまで大盛り上がりでした。 勉強机やタンスがたくさん並んでいたので、その上に登ってはジャンプする遊びを開始！夢中になって、夜だということをすっかり忘れてジャンプし続けていました。 すると突然、「うるさーい！」という声が…！ 子どもとはいえ、高い場…