怪異

こんにちは。ココです。 注意欠陥多動性障害（ADHD）で自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。 今日は、今は亡き祖父の、ちょっと不思議なお話です。 ● 心の陰りが見せた幻なのか…。結局ヒトは「愛情」によって救い出されるのだな、というお話。 不思議なことに無関心な祖父の「怪異」 信頼をおいていた人に裏切られた 枕元に小坊主が現れる その後のお話 不思議なことに無関心な祖父の「怪異」 祖父は寡黙で真面目、とても常識的な人でした。 家長として率先し神事仏事を取り仕切ることはありませんでしたが、神仏をよく敬う祖母を否定もしませんでした。 今でいう「理系」の…

天福元年（１２３３）八月二日条 （『翻刻 明月記』３─４３４頁） 二日甲戌、 終日陰、西北方雨降云々、此辺不然、 夜前、自南京方来使者小童云、当時南都、云猫胯獣出来、一夜噉人七八人、死者 多、或又打殺件獣、目如猫、其躰如犬長云々、二条院御時、京中此鬼来由、雑人 称、又称猫胯病、諸人病悩之由、少年之人語之、若及京中者、極可怖事歟、 （後略） 「書き下し文」 二日甲戌、終日陰る、西北方雨降る云々、此の辺り然らず、 夜前、南京方より来る使者小童云く、当時南都、猫胯と云ふ獣出来す、一夜に人を噉ふこと七八人、死者多し、或いは又件の獣を打ち殺す、目猫のごとく、其の躰犬のごとく長しと云々、二条院の御時、京中…

「ダンダダン」の世界観を立体的に再現できるペーパーシアターをご存じですか？紙とは思えない精巧な仕上がりで、ファンにはたまらないアイテムなんです！今回ご紹介するのは、「ペーパーシアター ダンダダン モモ＆オカルン PT-374」！ 私はもともとフィギュアを集めるのが趣味なのですが、最近はペーパークラフトにも興味を持ち始めました。そんな中で見つけたのが、このペーパーシアターシリーズ。「ダンダダン」のモモとオカルンを自分の手で組み立てられるなんて、ワクワクが止まりません！ 現在、予約注文中ですが、到着が待ちきれないほど楽しみです！ 紙なのにリアル！ペーパーシアターとは？ ペーパーシアターは、レーザー…

嘉禄元年（１２２５）六月十三日条（『翻刻 明月記』２─５７１頁） 十三日、 天晴、午時大雨、雷鳴、不経程、 （中略） （補１） 山僧之下法師説云、近日志賀浦〈三井寺領之境」浜、植梨木〉、件梨木辺、 異鳥来自天降集、其鳥大、如唐鳩、色青黒、翅甚広、引展之三尺五寸許、 羽数多也、有四足、其足如水鳥、居水上又在浜、不懼人、人集取之、其鳥甚弱、 人取之見弄之間、不経程死、其始不知数、々日之間人競取、漸其数少、或者食 其鳥、即時死了云々、於怪異者、無異儀歟、何所誰人之怪哉、可怖之世也、 （補２） 又台嶺蝶雨〈先々有此事、必山上」大乱出来時也〉、只案之、仏法王法滅亡之期 也、可謂道理、此事日来伝聞之、件法…

日本の文化や伝説の中で、多くの人々が「怪異」と「妖怪」という言葉を耳にしたことがあるでしょう。しかし、この2つの言葉が指すものには微妙で興味深い違いが隠されています。それぞれの意味や特徴、そして日本文化における役割について詳しく見ていきましょう。 怪異とは何か？ 「怪異」とは、主に説明のつかない現象や出来事を指します。平安時代から中世にかけて、多くの人々は不思議な現象や災難を「怪異」として捉え、それを恐れました。たとえば、以下のような現象が怪異に分類されます。 • 奇妙な自然現象：天候の急変、稲妻、火球など。 • 日常生活の異変：原因不明の病や家屋での異音。 • 超常的な出来事：突然の物の移動…

絵：うた 今日の怪異 今日は出社日夕方の帰り道の路地で左後ろにいた人を先に行かせようと道を譲ったのに、あれ？振り向いたけど誰もいない。確かに足を見たのに エレベーターの怪異 時々、エレベーターが私を迎えに来る…人によっては、あるあるそんなことって思うかな？ でもね、▲押そうとしたら、スーって降りてきて、さーって扉が開くのよね最初はちょっと怖くて、階段上った数回続くと、乗らないと逆に呪われそうで笑今では「ありがとね」と声かけてますね 母の怪異 まあうちの親戚にも悪い奴がおりまして、おばあちゃんに詐欺を働いたのですよおばあちゃんが亡くなって、うちの母が仏壇にその親戚からのお供えを上げようとしたら、…

建久七年（１１９６）四月十七日条 （『翻刻 明月記』１─７７頁） 十七日、 陰、申後雨降、（中略） 刑部卿参入、申世間雑談等、 新日吉、近日有蛇、男一人随其蛇、吐種々狂言、称蛇託宣、又云、後白川院後身 也云々、此事不便、書奏状進之云々、殿下仰云、是可追払事也、故奉為院、 甚見苦事也、 ［之］ 又天王寺舎利或聖人、如鱗介ハヒアリキ給、人又競□云々、 「書き下し文」 刑部卿源宗雅参り入り、世間雑談等を申す、 新日吉、近日蛇有り、男一人其の蛇に随ひ、種々狂言を吐く、蛇の託宣と称す、又云く、後白川院後身なりと云々、此の事不便、奏状を書き之を進らすと云々、殿下仰せて云く、是れ追ひ払ふべき事なり、故院のお…