野球において、球の速さは確かに重要な要素ですが、それだけで投手の良し悪しを決めるべきではないと私は思います。速い球は確かにバッターにとって反応する時間を短くし、難しいですが、速さに慣れてしまえば当たるようになり、速い球はその反発力で飛びやすくなることもあるのです。 今回は、高校時代の私の経験を基に、遅い球のピッチングの妙についてお話ししたいと思います。 高校時代のピッチング キレ コントロール 緩急 結論 実際の選手例 感想 高校時代のピッチング 私は高校時代、球速が速い投手ではありませんでした。平均時速は120kmほどで、高校野球としては打ちやすいスピードでした。しかし、不思議なことに打たれ…