【善意の結末】 中学の同じクラスに「松っちゃん・竹ちゃん」という、目出度い名前の双子の兄弟がいた。 ある日の英語の授業でのことである。英語の先生は、恐い男の先生と優しい女の先生がいたのだが、残念ながら僕たちのクラスは恐い方の先生に習っていた。 その日は「色」の勉強だった。 ・・・・・・・・・・・ 「Good morning, ladies and gentlemen.」 「グドゥモーニングサー!」 「はい!今日は色々な色を英語でなんというのかを勉強します。みんな知ってるだろうが発音が大事なんだからな」 先生はそう言って黒板にチョークで、赤・白・黒・青・緑・黄などと書いた。 「はい!赤は、Red…