こんにちは。きのひです。 「悪文」 中村 明 著 を読みました。 この本が書かれたのは1995年5月。 著書は早稲田大学教授で「角川新国語辞典」「集英社国語辞典」の編者。 まず「悪文の正体」を辞典から定義を参照しつつ8ページにわたって追及しておられます。 「この本で扱う『悪文』は単純明快に『へた』な文章だけである」 「以下、そういうまずい表現をいかにして避けるべきかを考えてみたい」 大切なことは「資料収集をしたあとでそれを精選すること」 「料理人の第一の腕の見せどころは材料の吟味にあるという」 「ほんとうに有効なものだけを残してあとは思い切って捨て去る」 情報は集めるより捨てるものを選ぶ方がむ…