暦の上も、現実も夏来る頃 爽やかな風とたっぷりの光。気温は高いが心地よく感じる。気持ちいい暑さのなかで過ごした「こどもの日」だった。 今日からは二十四節季の『立夏』の候。夏が始まる頃である。 また今日、5月5日は五節句のひとつ「端午の節句」でもある。空には鯉のぼりが泳ぎ、男子の健やかな成長を願った兜飾りの前で柏餅を味わい、夜になれば菖蒲湯につかって穢れを落とす。日本古来の風習を思い出させる “記憶に残したい行事” が盛りだくさんの日でもある。 さあ、私が大好きな夏が始まった。とはいっても、これから数カ月の間にはジメジメとした梅雨もあれば、ムシムシと暑い猛暑の日もあるはずだ。それだけに、この初夏…