本の紹介文、ブック・レビュー。 通常はいわゆる新刊本について行われることが多く、読者の書籍選びにあたって参考に供する意味を持つ。
ニッポンの書評 (光文社新書)
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あらすじ・概要 王女レティ―ツィアは政治的に対立する兄たちが国を分裂させないように、「おこぼれ」で次期国王に選ばれる。国王はナイツオブグラウンドと呼ばれる騎士たちを集めなければならない。彼女は騎士の第一席デュークとともに国内のトラブル解決とと騎士集めに奔走する エンタメ性と重層的なテーマがすごい 1巻ごとに盛り上がりを作りながらも、長編としてのオチもつけ、多重的なテーマをうまくまとめ、大量の登場人物をきちんと描いていくライトノベルです。 ここまで来ると職人芸めいたものを感じます。 ふたりの兄の政治的対立で国が分裂するのを防ぐために次期国王に選ばれたレティ。「おこぼれ姫」として意に沿わない権力を…
ハラハラする展開より、静かに深まる人間模様が心に残る──アン・クリーヴスの長編警察ミステリー『哀惜』。イギリス南西部を舞台に、淡々と進む捜査と丁寧な人物描写で紡がれる本作は、派手な展開のない“正統派”を極めた一冊。この記事では、『哀惜』の魅力と読後の余韻についてたっぷりと語ります。 あらすじと書籍情報 感想|淡々と進む正統派ミステリーの魅力 静かに進む物語と、丁寧すぎるほどの人物描写 捜査は“足”で、人の心は“人”でしか動かせない マシュー・ヴェンという男と、彼の“日常” まとめ
おはようございます。 読書がライフワークになっている 医療業界のコンサルタント ジーネット株式会社の小野勝広です。 これからの時代で 「キー」になるものに対しては 興味を持ったほうがいいと思います。 自分のアンテナをビンビンにして 重要な最新情報には敏感でありたいですよね。 量子力学…。 なぜか私のアンテナに引っ掛かってきました。 今回ご紹介する書籍は、 【 現象が一変する「量子力学的」パラレルワールドの法則 】 です。 本書をピックアップした理由 『 現象が一変する「量子力学的」パラレルワールドの法則 』 村松 大輔 サンマーク出版 を読みました。 本論とは無関係ですが 量子力学に関心を持っ…
毎週日曜日は、この一週間に週刊誌や新聞などの書評やブックレビューに取り上げられた本を紹介しています。読書の際の参考になれば幸いです。書評内容やレビューについては各誌・HPなどをご覧ください。 今週の書評本 ( 7/7~7/13 全113冊) *表示凡例◆掲載された媒体: 発行号数 掲載冊数書籍タイトル 著者.編者 出版社 税込価格 書評掲載回数(②回以上を表示) ◆サンデー毎日「遠回りの読書」: 7/20 号 2 冊ジジイの昭和絵日記 沢野ひとし 文藝春秋 2,255 ②中華料理と日本人 帝国主義から懐かしの味への100年史 岩間一弘 中公新書 1,166 ② ◆女性セブン「セブンズライブラリ…
ネタバレ含むので、未読の方はご注意ください。 きっかけ 個人的感想 ぽかーんと考えてみたこと <作品の背景> <正義の矛盾> <現代の正義、やっぱりSNSが…> <私たちがなすべきこと> きっかけ 図書館に入るとまず新着図書などの開架コーナーに向かう私。選び方は完全に私の直感任せです。「何これ面白そ!」とセンサーが反応したら手に取って、あらすじも見ないで貸し出します。この、図書に対し無愛想とも言えるやり口で読了したのが、表題にある『復讐には天使の優しさを』でございます。 選んだ理由は簡単。タイトルから並々ならぬ怒りを感じたからです。 「復讐」という熾烈な言葉の後に、「天使の優しさ」というフレー…
「ソーシャル・ディスタンス」。2020年初頭に始まったコロナ禍の頃、これでもかというくらい耳にした言葉だ。人と集まらない、集まる時は距離を取る。“普通”が何を指すかは難しいが、コロナ禍前と同じような生活ができるようになった今、もはやその言葉は苦い記憶と共に懐かしくも感じる。 『アンソーシャル ディスタンス』/金原ひとみ|距離感にもがく女性たちの物語 アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫) 作者:金原ひとみ 新潮社 Amazon 金原ひとみさんの『アンソーシャル ディスタンス』は、女性たちを主人公とした5編の短編集。彼女たちは人との距離感にもがきながら、何かに頼っている。その何かは、ストロング…
">おはようございます。最近体の疲れがなかなかとれないため、苦労しております。やはり一日中PC画面を見て仕事をしているのがよくないのか・・・ "> 7月から新しい業務担当になって必死に覚えている最中でございます。上司が仕事できる方なので、そこは勉強になりますね・・・ やはり仕事できる人は段取り力が上手いといいますか、案件ごとにナンバリングしたり、ファイルの名称の付け方だったりにセンスがあるので学べることは学んでいきたい所存でございます。 さて、今回書評していくのは「学歴貴族の栄光と挫折 (講談社学術文庫)」です。 学歴貴族の栄光と挫折 (講談社学術文庫) 作者:竹内洋 講談社 Amazon 講…
薬剤師の転職理由として「人間関係」はかなり大きいと思います。 転職エージェントの記事を見ていても、 限られた人数と狭い作業空間で長い時間働くことが多く、人間関係が近くなりがち、気が合わない人との距離が取りづらく、ストレスが積み重なってしまうことも多い という記載があります。 人間だもの、どこにでも合わない人はいる。 でも、「明らかにこの人が原因で職場がおかしくなってる」 っていうケースにもしばしば遭遇します。 そんな「職場を腐らせる人」の生態を解説したのがこの本。 職場を腐らせる人たち (講談社現代新書) 作者:片田珠美 講談社 Amazon 最初に「腐らせる人」15個の事例が紹介されます。 …
【ナゾノベル】引きこもり姉ちゃんのアルゴリズム推理 (ナゾノベルシリーズ)作者:井上 真偽朝日新聞出版Amazon ナゾノベル「数は無限の名探偵」に収録された短編をシリーズ化したもの。 アルゴリズムとして、数学の考え方を活かした解き味は悪くない。 そこからミステリにどう結びつけるかがキモで、 そのあたりで各短編の出来映えが変わってくるかな、ってところだな。 なので、そのまんまで終わっちゃう2話目がワースト確定。 1話目と3話目は、どちらもベストに推してもいいかもってところ。 でも、真相の飛び幅と解き味のスマートさから、1話目に軍配かな。 3話目の”最初から真相に気付いていた理由”も、ちゃんとし…
こんにちは。り📚書評家です。 みなさまいかがお過ごしですか? 【エンタメでお得に心を磨く方法】 本日の独自書評はこちらです。 大嶋慶さんによる書籍『できる20代は知っている一流の巻き込まれ力』をご紹介します。 できる20代は知っている 一流の「巻き込まれ力」 (三笠書房 電子書籍) 作者:大嶋 慶 三笠書房 Amazon できる20代は知っている 一流の「巻き込まれ力」 (単行本) [ 大嶋 慶 ]価格: 1650 円楽天で詳細を見る 巻き込まれ力とは? 大嶋慶さんによる書籍『できる20代は知っている一流の巻き込まれ力』のタイトルにもなっている「巻き込まれ力」とは、今回の本の中で紹介されている…