青森県弘前市銅屋町の金剛山最勝院(訪問日:2022年9月22日) ※本記事は2023年1月に投稿したものの修正版です。最勝院は天文元年(1532)、弘信上人という僧が堀越城外萩野の地に三宇の伽藍を造営し開基したと伝わります。卯歳一代様として知られています。庚申塔7基すべてが境内の聖徳太子堂の脇に置かれています。順に掲載していきます。 文字庚申塔① 刻銘「萬延元庚申歳五月二十七日(1860) / 一野屋宇三郎(ほか22名略) / 庚申塔 / 種子〈ウーン〉」 自然石型、彫像(日天月天、瑞雲) ここの庚申塔の中では最も大きいです。塔身下の基壇も含めると人の背丈以上はあったかと思います。 文字庚申塔…